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こんにちは、ALTURAのエーイチです。

前回、このような記事を書いたのですが、なかなかの反響でした。


そもそも、この医療介護分野においては、DX化はまだこれから、といった様相なのですが、実は今、一般の企業においては、このような形で、組織内におけるDX推進のキーマン人材不足が言われ始めています。やれ争奪戦か?専門家のジョブ型雇用か?とまで言われているほどです。




おそらくこの流れは、私たちの医療介護業界でも遅かれ早かれそうなっていくだろう、と考えていまして。

土台、ITに対するリテラシーが不十分な業界です。このような新しい波を導入することに、なかなか苦手意識が強かったりします。一体これが何なのかも理解が難しかったりします。


分かりやすく言うと、DXとは、

最新のITツールやデジタル技術を活用して、業務効率化や生産性向上を実現し、収益拡大や新たなビジネスモデルやサービスの提供につなげること。そして、結果として人々の生活を豊かにする取り組みのこと

です。単なるIT化、ロボット化ではなく、それらのツールを使って、より時間を生み出し、「人 対 人」の関係性をより良いものにしていく作業に他なりません。

ツールを入れたから万々歳か、というと、そんなことはまるでなく汗、より血の通った運営にしていくための手法であり、管理職・リーダーにとっては、よりコミュニケーションやコーチング能力が問われることになるでしょう。

(この本質が分からなければ、DX推進は失敗し、最近ではこのようなケースを「ダメックス」と揶揄されているほどです笑)

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ひょっとしたら、私はここに専門職のキャリア展開の新しい道があるとも考えています。

DXは今後、組織運営・マネジメントの根幹を成していくはずですが、現状、これを理解し、推進していくことは、並大抵ではありません。まず理解者が極端に少ない。


私たちも導入先に支援していく中でも、まさに誰がキーマンで、どんなメンバーでプロジェクトを立ち上げるか、が鍵になっています。幹部陣にこのコンセンサスが得られないと、それはそれは苦労していくことになります。


じゃあ誰が?といった時に、これが困るのです。事務・総務系であったり、システム系の部署が中心となって、ということも当然考えられますが、実際には、組織構成的にも看護介護職がメインであり、あとはコメディカル、という形です。ご承知の通り、専門職の世界は独特であり笑、組織的な推進も一筋縄ではいかなかったりします。やっぱり私たちは職人に近い専門職なのです。


だとすれば、やっぱりこういった現場の機微をよく理解している専門職がプロジェクトリーダーになったらベストだろうな、と思う訳です。

どのように各部署に意思統一を図って、折衝していくか、なんてマネジメント上まさにチャレンジングですし、組織にとっても、これを機に今一度あり方をリニューアルしていく絶好のチャンスとなります。


どちらかと言うと、誰もやりたがらない仕事かもしれません。だからこそ、ここで「我こそは!」と名乗りを上げるのは、アリなのではないかと。ある意味、これまで無かったポストの誕生です。


キャリアを築いていく上で、学位や資格と別軸で、私は所属の職場においてどのような代えの利かない「あなたでなければ」という役割を築くかが重要ポイントだと(経験からも)感じています。まさに“オンリー1化”です。


今こういったネット系やSNS、プログラミングなどに詳しい専門職も多くなっている印象ですし、そのあなたの強みを最大化する意味でも、ご自身の専門分野の勉強に加え、このようなDX方面も学ばれて、上長や幹部層にDX導入のプレゼンをしてみてはいかがでしょうか!?


(株式会社ALTURA マーケティング部門 鯨岡栄一郎)



いよいよ来週10/13〜15、幕張メッセの「医療と介護の総合展」に弊社ALOLONKを引っさげて出展いたします!ぜひ会場でお会いいたしましょう!!↓


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