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ミーシャはなぜ黒魔女に堕ちたのか【考察】

※注意※ この考察を進めるにあたって、ラブandベリーDSコレクションの「おはなし」内の設定と劇場版「しあわせのまほう」の設定を混ぜ合わせた考察(妄想)です。

また筆者はシリーズ作品全てを網羅しているわけではないので欠けている情報、辻褄が合わない箇所があるかもしれません。生温かい目で見ていただければ幸いです。


こんばんは、あろみです。
前回のミーシャの黒魔法の考察の続きから始まります。

なぜミーシャが黒魔法を使ってまで人のオシャレを奪うことに手を染めた(←※前回の仮説)のか。

第一、なぜ黒魔女になったのか。

この場合、
①    黒魔法の家系で育った、生まれながらの黒魔女
②    途中から黒魔女に堕ちた
の二つの仮説が立てられます。


漫画版において、ミーシャはもともとラブとベリーが通うオシャレ魔法学園の生徒でしたが、黒魔法に手を染めたことにより退学になったと述べられています。

この話から、①よりも②が濃厚だと思われます。
もし生まれつきの黒魔女だったら、そもそもオシャレ魔法学園の入学試験にさえ合格していないでしょう。

ということで今回は②をもとに、なぜミーシャが黒魔女になったのかを考察していきます。


それを考察するにはまず、黒魔法を使う黒魔女がどんな存在なのか知ることから始まります。

劇場版のイザベラ先生いわく、ラブとベリーたちが暮らす世界のオシャレ魔法を使うオシャレ魔女とは「オシャレで人を幸せにする」ことが目的

ラブとベリーはオシャレ魔女を目指して奮闘しています。おはなしと映画ともにこれは誰もが知っている事実ですね。

では黒魔女とは?
ラブとベリーはおはなし、2008年のアーケード内において黒魔女のミーシャとは基本的に対立関係でした。

つまり黒魔女はオシャレ魔女とは真逆の目的を持っていることになります。 

ミーシャ対ラブベリちゃんを感じさせる立ち位置


オシャレ魔女が「人を幸せにすること」
だとしたら
黒魔女は「人を不幸にすること」
が目的と考えられます。

これは「おはなし」におけるミーシャの行動に当てはまりますね。

そこで私はひとつの仮説を立てました。

ミーシャは学園在学中につらい出来事に遭遇したから黒魔女になった

つらい出来事のざっくりとしたあらすじ↓

ミーシャはラブとベリー同様にオシャレ魔法で誰かを幸せにしたかった。でも人のために使った魔法が悪用されて誰かが不幸になる出来事に遭遇。自分は他人のために魔法を使ったのに最終的にミーシャひとりが寄ってたかって責められる状況に。


あるいは前回の考察(カードを奪い取るミーシャ)から具体的にこのようなことを想像できます↓

ミーシャは学園在学中、普通にオシャレ魔法カードを持っていた。人のためにカードを使って変身させると浮かれた相手から「そのカードちょうだい!」と言われるがままにカードを手渡すと、他の人も言いだし次から次へとカードを渡す(取られる)羽目になり、気づけば手持ちがなくなってしまった。そんな状況で学校内のオシャレ魔法試験も受けることができなくなってしまった。 
 

そんな経験を経てミーシャは
「人のために魔法を使うなんて意味がない」
「オシャレしている人が大キライ」

になり、黒魔法に手を出したのかもしれません。
(※あくまで私の考察、妄想です) 

ミーシャと言えば蝶々
蝶々のモチーフの衣装を必ずと言っていいほど身につけています。


蝶々について調べてみるとこんな検索結果が…

蝶は翼を広げて空へ舞い上がるイメージがあり、自由と解放の象徴とされます。スピリチュアルな観点からは、蝶は私たちが束縛や制約から解放され、内なる自己を表現する自由を持つことを示唆しています。また、困難や試練から解放される兆候としても捉えられることがあります。

https://tabitimes.com/spiritual/butterfly/#toc5

蝶々は他にも美の喜び、幸運の象徴、また羽根の色によって意味が変わってきますが、上記の考察通りにいけば『自由と解放』がミーシャにはぴったりだと思います。

カードを取られることからの解放、学園からの解放、“ある意味”自由な黒魔法…ミーシャの要素に当てはまります。

というよりオシャレ黒魔女の象徴が蝶々である可能性もあります。


劇場版のオシャレ魔法学園では四葉のクローバーが校章のマーク(?)だったように(カードの裏のテンザインのやつ)。


そして私はミーシャが黒魔女に堕ちたことに関連してもう1人(?)考察しておきたいキャラクターがいます。


それは黒猫ラキア

ラキアが出てきた時にBGMが止まる演出がトラウマ


ラキアについても考察しがいのあるキャラですが、それはまた次回。
おやすみなさい…