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7/17〜7/18 伊東 ハトヤホテル宿泊編

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今アラフォーの人が伊東に行くなら、と問われれば自ずと答えてしまうホテルの名前がある。

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4126・・・、4126・・・


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というわけでハトヤホテルである。

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近年のレトロブームでハトヤホテルが話題になりだしてからそこそこ経ち、自分が今更行ってもネットや本で見たような光景ばかりかな、と思ったりもした。

が、そんな心配も杞憂に終わる圧倒的撮れ高。

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みんななんでここを撮ってないんだろうという所ばかりだったので、今回は写真メインで推していきたい。

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幾度となく撮られてるこの「場」だけど、良かった・・・。ここで優雅に何かをするわけでもなく、ただ座ってスマホいじってただけなんだけど。

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そして部屋。カーテンの柄から透けて差し込む光がこれでもかと「例のスペース」に降り注いでいる。

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ぱっとみ時空が歪んでいるのかな?と思ったけど

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洗面所、トイレ、浴室の水回りがまとめられているスペースだった。

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古い雰囲気の風呂だけど、ちゃんと清潔感は保たれている。窓から光が差し込むだけでヤバ。

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この一画もヤバかも。この空間の雰囲気がただものではない。
冷蔵庫の上に置いてあるコップが・・・

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しょ、昭和!

ヤバ、ヤバかも、ヤバでしょ。

(道中で携帯を無くしてだいぶテンションがおかしくなっている)

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また空間がおかしな「場」があるわね。

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なんとなくわかってきたこのホテルのことが。

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散歩。高いところにあるので遠くに初島が見える。最寄りのコンビニに行くと帰りが15分程度の激坂になるなので気をつけてほしい。

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想像はつくと思うがお察しの通り。寂れた雰囲気がいいなあなどと部外者の観光客がうっかり口にしてはいけない。

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歴史ある建築ということで有名な東海館。いまは宿泊業はやめていて、入浴もコロナなので入れず、見学は五時で終わっていた。外から眺めるしか無い。携帯を止めるのに時間を食って間に合わなかった・・・。

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オレンジビーチがきまぐれオレンジロードみたいになっている。

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フジのフィルムシュミレーションと相まって、いつの時代に撮ったのかわからならない色味に。

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マリア。道中に聖母幼稚園という名前の幼稚園があったが、伊東は聖母と何らかの関わりがあるのだろうか。

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また視界がバグってきた。

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懐かしの旅館CMといえばこちらも有名。でも今風のそつのないホテルになってるように見えた。

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スイートハウスわかばでエッグピザトーストとコーヒーフロートの夕食。
俺だって、ガイドブックに乗ってるオシャレレトロ喫茶店に行きたいんだ!

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帰宅。

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ちなみにWi-fiはこのロビーでしかつながらない。デジタルデトックス!

なのでここで写真を編集してTwitterにアップロードしたりした。
いい感じのロビーで作業してる時にでてくる自分はただものではない人間なんだと錯覚させる脳内物質。
多分ロビーラウンジの存在理由はこのへんにある。

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夕食会場へ向かう階段だけど、このご時世なのでプランの時点で夜のディナーバイキングは遠慮しておきました。でも人がいなかったし中途半端に自粛してしまった。

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むかしはディナーショーもあったらしいけど、それは姉妹ホテル、サンハトヤの方でやってるらしい。独り身で参加するディナーショーは厳しい。
前回のニューアカオで身を持って知った。

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こういうゲームコーナー、見た目レトロだけど、パチスロ、UFOキャッチャーの類の方が充実してて、自分の思うレトロとはちょっと違うんだよなーと思ったりする。

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売店でハトヤサブレを購入。
袋を置いただけなのに絵面がゴージャス。

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一人で貸し切り状態の大浴場に入り、そして夜もふけ、NHKのうまぴょいを見届けてから就寝(なくした携帯のことを考えているうちに4時間しか寝られなかった)。

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朝だけはバイキングに。

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人が少ないけど、光の差し方は毎度絶妙なんだよな、このホテル。

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というわけでハトヤホテル。

近代建築の粋を集めたデラックスな設備とCMで言ってたけど、デラックスってとツッコむより先に一周回ってその良さが見えてくるようになった。クラシックホテルのような明治、大正、昭和の有名建築家の手による正統なものよりも、昭和の時代の観光ホテルというどちらかといえばキワモノに分類されてしまいそうな建物の方が今はギリギリなのかもしれない。しかし、実際泊まってみるととても面白い。

最近のビジネスホテルは良くも悪くも洗練されてどこも画一的だし、泊まっていてちょっと飽きが来たところがある。だからいま観光ホテルは面白いかもな、などと思って調べていたら5年くらい前に観光ホテルをまとめた本が出ていた。

なのでこの本を積極的に参考にしつつ、自分なりの切り口を探りながら今後も観光ホテルに泊まっていこうと考えている。

それにしても本当はもう少し落ち着いた気持ちで泊まりたかった。勢いで予約したはいいが、親が突如入院して対応に追われているうちに時期が迫ってキャンセルする機も逃してしまい、しかも緊急事態宣言と被り、なかば投げやりに出発したら通話用のガラケーをなくしてしまい、もし今、病院から緊急連絡が入ったら、などと気もそぞろな旅行になってしまった。その割には一人でテンションぶち上がって撮りまくるくらい面白いホテルだったんだけど。

刷り込みのように聞かされ続けてきたあのCMソングだけど、実際行ってみると、たしかに伊東に行くならとりあえずハトヤ、と思える場所なのは間違いがなかった。

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