見出し画像

【徹底解説!】”桐朋中”国語入試傾向

①国語の全体としての問題傾向

桐朋中攻略のポイントは、「記述力」「表現力」「理解力」

桐朋中学校の国語は、大問2〜3題という出題形式です。ここ数年、小説と随筆の2題構成で安定しています。どの教科も「暗記するだけ」では高得点がとれない出題になっています。自ら積極的に考える姿勢を身につけることが不可欠です。

国語を中心に記述力、表現力が合否を分ける鍵となります。できるだけ早い段階から記述式の問題を解く練習を積み、表現力と作文力を磨いていかなければなりません。

②長文問題

心情や「行間」を読み取る、精密な読解力が必須

桐朋中学校の国語では、2015年に出された『未来の教室』(濱野京子)のように、女性視点の文章が取り上げられることもあり、男子受験生にとっては共感しづらい内容が問われることも少なくありません。設問が数行に及ぶこともあり、きめ細かい読解力が必要です。

桐朋の国語を攻略するためには、読みやすい文章だけでなく、様々なジャンルの文章に触れて、心情や「行間」を読み取る読解力を養っておきましょう。

③記述問題

「自分の言葉」で説明する記述問題

合計6,000字以上の文章量に加え、字数制限がなく「わかりやすく説明しなさい」という設問が5問ほど出題されるため、非常に難易度が高くなっています。文章中の要点をまとめるだけでなく、設問に沿った解答を自分の言葉で表現する力が要求されます。過去問演習を通じて、問題傾向に慣れておきましょう。

文字数を調整するテクニックも大切

桐朋の記述問題には字数制限はありません。記述問題で有名な武蔵中学校とは異なり、解答欄が2~3行程度のものが多いので、適当な長さに解答をまとめる必要があります。必要なポイントに絞って要素を盛り込み、文字数を調整するテクニックを身につけることも大切です。

④漢字、語句

配点の1割以上を占める「漢字・語句」は落とさない

記述問題でなかなか差がつかない分、高得点を取るためには、漢字や語句などの知識問題で失点することはできません。漢字や語句は、出題数から考えると、配点の1割以上を占めると思われます。

独立した漢字の大問が出されたこともある

桐朋の国語では、大問2題構成がオーソドックスな出題です。2009年以降、独立した問題として出される形式は見られませんが、読解問題の中で、漢字や慣用句を問う問題が見られます。見慣れないような難解な問題は出されないので、確実に得点できるようにしましょう。

桐朋中学校の国語で合格点を取るには、傾向を踏まえた上で、志望校対策を講じていくことが必要です。


アルペ記述読解講座では「麻布中」の国語の傾向にピッタリ合わせた講座を開校します!

アルペ進学塾

「桐朋中に合格したい!」
「国語の点数を上げたい!」

という方は、是非お問い合わせください。ご相談でも構いません。お子さまの学習状況などを踏まえ、お気軽にご相談ください。

こちらの「お問い合わせフォーム」の「お問い合わせ内容・ご相談内容」にご不明な点などをご記入ください。ご返答させていただきます。
https://xn--vcs21ibix34a720cwwn.net/contact-form/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?