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noteで読む地元の情報

noteを始めた直接的な理由は餃子の王将のスタンプカードの記録をつけることだったけれど、プロフィールにも入れているとおり、読者としてはいろんな地域のローカル情報の収集を楽しんでいる。

noteで地域情報に関する記事を読んでいてすごく良いと思うところは、有名な観光地や、わかりやすい見どころのあるスポットだけではなく、そこに住んでいる人が日常生活の中で「普通に」立ち寄ったり利用している場所や物事がよく見えること。

自治体などの公式アカウントも多いし、観光客向けの情報を発信している記事もたくさん出てくる。
もちろんそれで有益な情報を得られるものもある。
けど、地元の人が書く、ごく普通の日常的な外出の記録の中に登場する、リアルな生活感のあるローカル情報がやっぱり一番良い。
旅先で地元の人に聞く話ともまた違う、リアルタイムの地域生活を覗き見させてもらっているような感じがとても良い。
(覗き見と言うと、見られてる方からしたら不快になる言い方かもしれないが、ネットに公開している以上その点はお互いさまということで勘弁いただきたく…)

関西に住んで10年以上になるので、見るのも自分で書くのも関西の話が多くなるが、出身地の岐阜県や、旅先として好きな北陸方面のこともいろいろな検索ワードで少しずつ調べては読みあさっている。

だいぶ前にバスツアーで行った岐阜県の白川郷

こういうスタンスは昔から自分の中に持っていたものではあるけど、京都に住んでからより強く意識するようになった。
京都が特別好きでずっと住んでみたかったとかいうわけでもなく、仕事の都合で仕方なく、住むには不便な観光地に住むことになったので。
不便だと言いつつも、観光とは切り離した部分の、地元の生活に根差したローカルな京都の一面は結構気に入っている。(それこそ餃子の王将とか…)

結局、どんな有名な観光地でもそこに住んで生活している人がいる限り、観光というのは街の一つの側面でしかないのだと思う。
観光に行っただけでは見ることのできない、地元の人の生活と結びついた一面を、見知らぬ人の書いた文章を通して間接的に垣間見ることができる、そういうインターネッツが私は好きです。

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