柘榴(再)
近所のお宅に柘榴がたくさん!珍しいなぁ。
【青空に蹴鞠つきたし柘榴かな】
子どもの頃、柘榴は人肉の味がすると聞いたことがあって怖い果物だと思っていました。
そもそも人肉食べた人がいるのか…🤔
調べてみると鬼子母神の神話でした。
鬼子母神は元々鬼女で500人の子どもの母親でした。子育てをするために人の子どもを食べていた鬼子母神に、ある時お釈迦さまが鬼子母神の末子をかくして子どもを失う親の苦しみをわからせました。
そして人を食べる代わりに人肉に似ている柘榴を食べるように言いました。
鬼子母神は改心したのをきっかけに子育て、安産の神となったようです。
今でも鬼子母神は左手に子ども、右手に柘榴を持っています。
柘榴は果肉がたくさん入っていることから、仏教では「吉祥果」と言って子孫繁栄を意味しているそうです。
♡橘鶫先生推敲句
【青空に蹴鞠つきたき柘榴かな】
〜かなで詠嘆するなら流れるように…
納得です。
♡紫乃ちゃん先生推敲句
【青空へ蹴鞠つきたし柘榴の実】
私の表現したかったことだと思います。
《「かな」は途中で切れを入れない方が詠嘆がよく効く》勉強になりました。
おふたりに推敲していただくと助詞の使い方ひとつでこんなに変わるものかととても勉強になりました。
特に古語はまだよくわかっていなくて過去なのか、希望なのか…ちんぷんかんぷん。
詠嘆もやたらに使ってはおかしなことになります。
いつもご丁寧に見ていただき本当にありがとうございました😊✨
てるとさんのおっしゃった通り、本当は蹴鞠は蹴るものなのでしょうね。
蹴鞠を蹴るは重なるので使えなかったため、青空に突くという表現でご勘弁を…🙇♀️
お隣は柿がたわわに…
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