「たまたま聴いた曲についてきいてほしい。」とは、
筆者・氷霧涼々が特にアーティストの事前知識がなく、ただ聴いたら「いいな」と思った曲をPUして書いていく連載記事です。
それゆえ、アーティストについてはよく知らないため、何か間違いなどありましたらご指摘いただけると幸いです。

記念すべき第一回はDa-iCEの「FAKE ME FAKE ME OUT」

まず初めに、Da-iCEについて。

「スターマイン」、「CITRUS」とここ1、2年でヒット曲を放って2020年レコ大受賞。放送で「結成10年、悲願なるか」みたいなナレーションがあって驚きました。最近出てきた人たちではなかった。
「スターマイン」がむっちゃ好きなので9月にライブ行きます。
代々木第一体育館を完売させるアーティスト…すごい…。運良くオーラスの日に行けることになったのですごく楽しみです。

「CITRUS」流行ってんなーとは思ってて、テレビで「スターマイン」を聴いてこの曲に辿り着いたのですが、曲が無茶苦茶いい。MVのコメント欄に「何で伸びないんだ、、、」みたいなコメントを見たのですが、私もそう思う。

音に関してはOfficial髭男dismのVo/Pfの藤原聡さんの楽曲提供であることを知って納得。
初手から耳に残って楽曲の世界に引き摺り込む強さ。そして韻が気持ちの良い歌詞。最強です。
特にサビ前にある「君はイリュージョン 僕はコンフュージョン」「歪んだテンション 止まらぬクエスチョン」「溢れるフィクション 言葉のフュージョン」が気持ちいい。
歌詞の世界観はミステリアスな女性に恋した男性の話なのですが、MVの雰囲気も相まって「高い」「おしゃれ」「強い」の感想しか出てこない。

そして何より、歌がむちゃくちゃ上手い。音源の補正されてない感がすごいし奥深い、特徴のある声。さすが4オクターブ歌えるだけある。
力強いところも、穏やかなところも、歌詞の世界に声が乗ることに色をさらに鮮やかにさせてる。

メンバー曰く、年々歌える音域というのが広がってるらしく、10年も歌い続けたらどこかで限界が来てもおかしくないはずなのにどんどん進化し続けるその姿勢は尊敬…。

歌声に負けてないのがダンスパフォーマンス。ベテランの強さ。高度なことをさらっと踊ってるんよ。しかも余裕さえ感じる。
あと結構フォーメーション変わるんですよ。ステージを大きく使ってるのは見ごたえある。
サビで手を顔の前に隠して偽りか本当かわからない感じ(？)を出してるのがこう、刺さるんですよ。

ほんとに何で伸びないんだ！ていう楽曲だし、雰囲気がむちゃくちゃ好き。

せっかくなので、MVについても。
MVのストーリーは、「ショーレストランでのメインのショーに演者がこず、その場で指名された従業員ことメンバーが代わりにパフォーマンスする」というもの。彼らのストーリーもののMVはこれが初めてらしく、演技はもちろん本領発揮のステージパフォーマンスも見どころ。映画みたいな雰囲気を持たせている上、ワイングラスを中心にした長回しで見えるメンバーの表情かっこいい。その場にいたら私も立ち上がって拍手する。
マイクスタンドを最初に足で持ち上げるのですが、マイクを握った後の花村さんの笑顔にやられた人て絶対いると思う。魅せ方上手い。

聴覚にも視覚にもたくさん届くDa-iCEの魅力がたくさん詰まった作品、ぜひ聴いてみてください。

余談ですが、メンバーの顔と名前をライブまでに覚えたかったのでDa-iCE TV見ました。バラエティセンスありすぎてずっと笑ってました。個性強すぎるのでライブMCが今から楽しみです。

こんな感じの連載を月に1，2回やってみます。今日は初回なのでまだ色々決まってないので言葉足らずとかありましたらすみません。
あと5回に1回か10回に1回くらい推し回入れます。
この曲おすすめだよ、とかありましたらぜひコメントしてください。