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みんなそれぞれの「幸せのものさし」

おはようございます。今日も素敵な朝ですね。

5時こーじ さんの #早起無敵本 出版企画のコラムリレーです。
なんと謎の大トリ。

大好きな人からの依頼はYESと即答するというのが私の習慣の一つなので、こちらのアイデアにも即答させていただきましたら、なんと大トリ(2回目笑)

というわけで、「習慣なー、そんなないかもなー」と思いながらも、日々の自身の生活や意志決定の癖みたいなところから習慣らしいものを取り出してみました。何かのお役に立てれば幸いです。

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「幸せ」のものさし

いきなりですが、みなさんにとっての「幸せ」となんでしょうか。
それを測るものさしを持っていたりするものなのでしょうか。

わたしは、誰しもそれぞれが持っている「幸せ」の”ものさし”がなかなか見つかりにくくて、でもそれを見つけると、毎日ゴキゲンになれるよという話をしたいと思います。

人間は欲望の塊

そもそも人間の欲求とは何なのでしょうか

欲求の定義を知ることで、幸せについて、人間にとって重要な欲求や行動に繋がるモチベーションを知る手がかりとなるのではないかと調べてみました

欲求

要求ともいう。人間をはじめとするあらゆる生体が,生命を維持し,環境に適応していくのに必要な均衡状態 (ホメオスタシス ) がくずれた場合,均衡を回復するために一定の行動を起そうとして生体内に生じる緊張状態。欲求は行動の誘因となる。生体の生物学的構造からの欲求を生理的欲求といい,飢え,休息,排泄などの欲求があげられる。また社会的相互作用によって経験的に獲得される欲求を社会的欲求といい,称賛,承認,所属などの欲求がその例である。前者を一次的欲求あるいは基礎的欲求と呼び,後者を二次的欲求あるいは派生的欲求と呼ぶこともある。また,意志決定または意図によって生じる欲求 (→準要求 ) と一次的欲求との中間に位する欲求を欲望 wish,desireといい,これは意識的な目標に行動を駆りたてはするが意志的欲求のように義務感を伴わず,比較的がむしゃらで無反省なものであることが多い。
出典-ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

アメリカの心理学者ヘンリー・マレー氏は、人間全体の欲求を、13種類の「臓器発生的欲求(生理的欲求)」と、27種類の「心理発生的欲求(社会的欲求)」に分類しています。

人間の欲求を大きく2つに分けるなら、この生理的欲求・社会的欲求だといういう考え方です。

マレー氏が分類した欲求は「マレーの欲求リスト」と呼ばれます。

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臓器発生的欲求(生理的欲求)とは、

「空気を吸いたい」
「食べ物を食べたい」
「暑さ・寒さを避けたい」

など、人間が生存するために求める、臓器と直接関連した肉体的な欲求のことです。

一般的には「生理的欲求」と呼ばれます。

日本で有名な三大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)は、この生理的欲求にあたります。

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先ほどもお話ししたとおり、人間には生存のために体の状態を一定に保ち続けようとする「恒常性維持機能」が無意識下で働いています。

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食べ物を求めるのは、下がった血糖値を元に戻そうとするからですし、暑さや寒さを避けたいのは、体温を一定に保ちたいからなわけですね。

社会的欲求(心理発生的欲求)とは?

「お金や財産がほしい」
「他人よりも優れていたい」
「軽視されたくない」

など、人間が社会生活を営むにあたって求める、臓器との関連性が把握できない精神的な欲求のことです。

一般的には「心理的欲求」と呼ばれます。

社会的欲求に関しても、自分の状態を一定に保ち続けようとする「恒常性維持機能」が関わっています。

例えば、「お金や財産がほしい」と感じるのは、お金がないと感じるからですし、「他人よりも優れていたい」と感じるのは、他人よりも劣っていると感じるからです。

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みんな何かしらの欲はあるし、仙人じゃない限りは霞草だけでは生きていけない。

当たり前のことなんだけど、そう何でもうまくは行かない。だからみんな悩むし、何かを掴みたくてきっと朝渋にも足を運ぶし、時間を使うんだと思う。

でもなんでみんな欲があるんだろう?
欲の正体って何かって考えたりしたことがあります。

私は一時期、かなり色んなことが制限される生活を余儀なくされたことがある。そして、今、世界は未だかつて経験したことのないような未曾有の危機に直面している。

大好きだった好物もなかなか食べられない、アルコールは飲んではいけない、もちろん外食や好きだった服を買うこともできない、色が全部灰色に見える、会いたくても会えない。

キーワードは「ものさしを変える」。

世の中こうあるべきだと思い込んでいた古い価値尺度を疑ってかかり、新しい幸せの尺度を自ら作り出していくことを「ものさしを変える」と言うんだと何かの本で読んで以来、良い言葉だなと思ってよく使っている。

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普段は外食だった人も家での自炊を楽しむための情報を取り始めていたり、外で飲む贈答用の高いものばかりではなく、家で美味しく飲める酒を楽しむ人が出てきたり、服もECで、会えない代わりにオンラインツールを使って、そうやって欲をみんな何かに代替えし日々生きているんですよね。

ただこれって際限なくて、この世界で生きていると、ハンドリングできないことが起こった時にあまりにテンション保つのが難しいな、って思うんです。だったら自分なりの幸せのものさしでいろんなことを測った方が気持ちがヘルシーでいられるんじゃないかなっって思うのです。

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なので、私の習慣はこんな「ものさし」で世界と対峙するようにしています。

①朝カーテンを開けて、生きててよかったと思う
②家族の顔を見て、生きてくれててありがとうと思う
③朝、空を見上げて晴れてたら、晴れてくれてありがとうと思う
④朝の通勤時に花を見つけたら、きれいに咲いてくれてありがとうと思う
⑤食べたいものを食べる、飲みたいものを飲む、会いたい人に会う

多分これだけでも相当贅沢なんだけど、日常にある普通のことに感謝をし、それを愛でるだけで人生は相当豊かになると思っている。

あとは自分の中での「スキ」と「キライ」をはっきりさせること。それだけで圧倒的に選択と決断の質が上がります。

これに加えて、自分のルーティンをきちんと決めることも重要です。

5時起床、22時就寝という5時こーじさんの習慣もルーティンの一つなんですね。

(私は最近強制的に5時起き、22時むしろ21時に一度寝落ちの状態ですが)

皆さん、4月になって、またリモートワークなどで新しい環境で時間を過ごすことが多くなっていると思います。そんな時に意識したいのが自分のアンカーポイントを早めに設定することです。

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私は今まで3回の転職と部署異動もかなり激しく、つい最近まで毎年引越ししていたテレポーテーション系人材なので、だいぶ癖ついているのですが、新しい環境で自分が心地よく過ごせるリズムやお店、日々の通勤方法などを見つけることをお勧めします。

今のこんなタイミングだからこそ、内省する、消費活動もどんどん内に向かうようになるそんな時期だからこそ、こんな風に、普段なら特別に注意を向けないモノやコトに目を向けてみてはいかがでしょうか。

というわけで、そんなヘルシーに豊かにハッピーに生活を送るヒントが満載の渾身の一冊、絶賛、販売中!!!

らしいので、ぜひ皆さんお手にとってみてください。とっても読みやすいです!

気前よく、「はじめに」はこちらで公開中!

#早起無敵本 #何でトリなのかは不明  












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