今日の占いが最下位だったので、仕事に行くのも、出かけるのも、心の準備をしとかなきゃと思って家を出る。
ひとつめに起きたのは、賞与の明細。なんだか手当てが減っている。
二つ目に起きたのは、父の個室への移動。昼夜が逆転して大部屋ではきびしくなったらしい。
父の入院が２ヶ月を超えた。母も十数年前に亡くなり、一人っ子なので、様子を見に行くのは私だけだ。時間が短くとも毎日病室をのぞくことにしていたのだが、体調の悪いとき台風のとき、急な用事が出来たときは、仕方なく誰もいけなくてゴメンねと心で呟いていた。
父にかかるお金は、父の蓄えやらでまかなえた。けれど、私が病室へ通うのに費やす時間は、私の勤務時間を減らさざるを得ない。イコール私の収入がいままで通りには貰えないことになる。
だれも悪くない。
どうしようもないことだと、わかっている。
なんだろう、やりきれない気持ちになる。
そういう自分にも嫌になる。
介護は、これからも、どんな人にも降りかかる。
自分のことしか考えてない自分が情けない。
もっと頑張らないとって、わかってるのに、くじけるな！って思ってるのに。
なかなか気力が追い付かない。

明日の占いは、少し上がっていてほしい。