BtoBマーケティングの現場あるあるをざっくりまとめた
BtoBマーケティングのコンサルティングをおこなっている株式会社ALUHAでは、たくさんのBtoBマーケティングのプロジェクトを支援してきました。その中でよく発生したあるある課題や事件をリストアップします。
ひとりぼっちなBtoBマーケター
最初のあるあるは「ひとりぼっち」。マーケティング担当者が1名とその上司だけでマーケティング活動を推進しているといった状況。とにかく人がいない(少ない)。実際にあるお客様から下記のようなご相談をいただいており、まさにひとりぼっちだなッと実感するタイミングです。
ちなみに、上司もマーケティングの知識や経験がなく、相談相手もいないというようなケースもけっこうあるようです。
重要性の理解がない、マーケティングリテラシーがない
次のあるあるは、重要性の理解が社内にないことや、マーケティングリテラシーがなく活動に理解が示されないというあるあるです。経営層がマーケティングの重要性を理解していないような場合だと、マーケティング活動を展開しても評価されませんし、予算確保や人のアサインもありません。
マーケティングリテラシーがなければ、マーケティング部門が他部門にコンテンツ作りなどで協力を要請しても、後回しにされたり、何をやっているのか?何のためにやるのか?などとツッコミが入ります。
実際に弊社のお客様からは下記のような声が届いています。
マーケティング用語の一人歩き
次のあるはるは、BtoBマーケティングの現場でかなり多発するあるあるで、マーケティング用語が一人歩きするんですよね。営業DXとか、デジタルセールスとか、デジタルマーケティング、インサイドセールス、MA、SFAなどいろんな用語がある中で、その言葉が一人歩きして、社内に間違った理解が広がっていくことがあります。そうなると下記のようになっていきます。
リード獲得の量と質のバランスで迷う
このあるあるはリードジェネレーションのフェーズで発生するあるあるです。マーケティング部門が獲得した新規リードの質と量のバランスで迷うことが多々あります。わかりやすい例としては、大量にリードを獲得したら「質が悪い」といわれ、質重視に施策を方向転換したら、もっと量が欲しいといわれます。
会社としては、すぐに買ってくれそうな良質な見込み客を大量に獲得しなさいということなのですが、簡単にできる話ではありません。
コンテンツづくりが遅々として進まない
デジタルマーケティングを推進する場合に、よく発生するのがこのあるあるです。デジタルコンテンツ(SEOコンテンツや、ホワイトペーパー、メルマガなど)の制作が進まないのです。マーケティング部門でコンテンツの設計を行い、事業部や営業部と協力してコンテンツを作成しますが、「技術者のこだわりが強すぎて、理解不能なコンテンツになった」とか「優先度を下げられてしまい完成まで数ヶ月かかる」などのようなことが発生します。
他部門との対立(営業部門などとの対立)する
最後のあるあるは、マーケティング部門、インサイドセールス、営業(フィールドセールス)の対立です。下記のように、営業部門からみれば、マーケティング活動は「自分の大切なお客様に何をするのか!?」と見えてしまい、対立につながっていくようです。
本来は役割分担をし、連携をしてマーケティングやセールスを推進しなければならないのですが、マーケティングに対する理解が少ないと、対立につながってしまいます。
以上、BtoBマーケティングの現場あるあるを簡単にまとめてみました。御社でもこういうことありませんか??
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