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「お前のため」は「俺のため」?大学でのマネジメント経験から学んだこと。

おはようございます。あずはやです。
昨日、社会人になって最も萎えた1日でした。
怒りと情けなさを感じたと同時に、結局このビジネスという世界は「力が全てであり、弱者は淘汰される世界なんだ」ということを悟ってしまいました。そんな地獄を見た昨日でしたが、今日もまた頑張ろうと思います。

さて、今日はサラリーマンとして誰もが最も嫌いな言葉の一つ。
上司からの「お前のためを思ってわざわざ俺は言っている」という言葉について考えたいと思います。

はっきり言います。
この発言は、上司と私の力関係(上下関係)を利用した無責任な発言であり、「お前のためを思って」という言葉で自分の発言を正当化しているのです。

改めて考えてみてください。
「お前(部下)のためを思って」言った言葉だとすれば、それはまず、しっかり時間をかけて相手と対話することがファーストステップとして必要なのではないでしょうか。(小学生でも理解できることです。)

その時間投資と自己努力を省略し、「お前(部下)のためを思って」という言葉で要約している時点で、それはもう「お前(部下)のためではないですよね笑」という僕の考えです。
(間違っていれば是正してください笑)

そして同時に僕はこう思います。
お前(上司)は俺と同じ歳の頃、何を考え何をして何を残した?

きっと僕とさほど変わらない人間だったことでしょう。

もし、自分が誰よりも努力して、誰よりも泣いて、苦しんで、もがいて、
それで勝ち取った何かが今あるならば、そういう人のほとんどは、
このような無責任な努力を怠った発言はしないと思います。
その人は絶え間ない努力をしてきたからこそ、ここに時間をかけるべきだということを瞬時に理解するのは至極真っ当なだと思います

要するに「お前(部下)のためを思って」という一言により、
その発言の発端を相手に無理やり投げつけ、
自分は責任を負っていない状態で丸め込む作戦ですよね。狡いです。
頭の良い部下なら「は?」って思っているはずです。

言葉をそのまま受け取らず、一度自分の頭の中で噛み砕いてから飲み込む習慣は大事かもしれません。こういうクソ上司に捕まらないためにも。

その上司は悪気なく言っているんでしょうけど、でもそれは説明責任から逃げているだけ。つまり「お前のためを思って」の一言で全てまとめようとしているのです。(私の性格が悪いだけなのでしょうか。)

本当に「お前(部下)」のためを思っているならば、きちんと時間をかけて、相手を対話し、状況を理解して説明するでしょう。

それから逃げている時点で、薄っぺらい発言だなと思います。部下のための時間を作れない(作るつもりがない)のであれば、そのような無責任な発言はしない方が良いと思います。

いい意味でも悪い意味でも、部下ってある程度は純粋だと思いますので、
その言葉を真っ白な状態で受け取ってしまいます。危険です。

という僕の上司を含む全ての先輩方への後輩からのアドバイスでした。
生意気ですが、僕はこのマネジメントで成功している人を見たことがないので、おそらくこれは間違っていないと思います。

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