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「沖縄移住」を決めた話をしよう。

ところで来月の今日(11月30日)、今住んでいる東京都から沖縄県へ引っ越します。新住所は沖縄市内。近くにある北谷エリア(ちゃたん)は海が最高に綺麗な場所です。まさに南国です。

さて、今回はなぜ移住することになったのか。その理由やそこに至るまでの経緯を書きたいと思います。

まず全体を整理するため、重要な出来事を簡単にまとめました。少し長くなりましたが、これが事実です。ぜひ読んでみてください。

2022年7月 仕事の関係で高知県に移住(ダブルワークを経験)
2023年1月 高知県から神奈川県に戻る
2023年2月 帰ってこれた嬉しさと新年の気合でモチベが最高潮
2023年2月 会社の近くに住むため都内に引っ越す(家賃12.8万円)
2023年3月 ちょっとしたトラブルにより人間不信の道を歩み出す
2023年4月 何に対してもエネルギーが湧かないバッドモードに入る
2023年5月 このままじゃ自分は変わらないと思い、朝活をスタート
2023年6月 家賃が家計を圧迫し、精神的に不安な状態に入る
2023年6月 副業を始めようとするも簡単には収益化できず苦戦
2023年7月 コツコツやるしかないと捉え、ひたすら継続
2023年7月 補助金申請サポートの案件を一つ獲得。採択される 
2023年8月 GOAL-Bの無料オンラインセミナーを受ける
2023年8月 体験セッションを受け、変わらない自分に悔しさを抱く
2023年8月 コーチングを申し込む(税込53万円の人生最大の買い物)
2023年9月 自分を本質的に理解。自分の考えが一本化される
2023年9月 現状の延長線と理想の未来。ワクワクする方を選択
2023年9月 退職を決断。上司と面談し、退職の方向で合意
2023年10月 大学同期が経営するベンチャーにジョイン
2023年10月 新会社の新規事業の一環で沖縄に移住を決意
→イマココ

高知県での生活

全てのきっかけは、現職の繋がりで半年間、移住した高知県から帰ってきてからでした。高知県では、午前中は別の仕事、午後は本業(現職)をするという、いわゆる二刀流の生活をしていました。
仕事柄、朝は04:30起きでないと間に合いません。そんな生活を半年間していたので、自然と自力がつきました。この半年間で自分の仕事に対する自信を付けました。

帰京

年明け(2023年)からは従来どおりの生活リズムに戻りました。しばらくはモチベーションを維持しながらバリバリやれていたのですが、それも持続せず、「言語化できない物足りなさ」を感じました。
ダブルワークの経験により、物理的にこなせる仕事のキャパシティが確実に増やせた一方、東京に戻った後の自分の業務内容、業務レベルは移住前と変わらない。「進化した自分」と「変わらない現実」に対して、シンプルに面白みを感じなかったのだと思います。

モヤモヤゾーンに突入

同じようなタイミングで、人間関係で些細なトラブルがありました。これが聞かっけで軽い人間不信になってしまいました。どんなに小さな違和感でも、一度抱いてしまうとそれが消えることはありません。このモヤモヤが頭の中で永遠に周回し続け、「自分は何のために仕事をしているのか」が全く分からなくなりました。
加えて、12.8万円というク○高い家賃と、自分には見合わないオーバースペックな物件に引っ越したことを猛烈に後悔しました。今の仕事をする意味が分からない、加えて、毎月の高い家賃(固定費)により自分の精神は逼迫される。常に焦りと不安を持ち続けている状態です。不安定でした。
一方で自分の周りの同期(同じ時期に自衛隊を辞めた仲間たち)はキラキラとしている。正直妬ましかった。こんな些細なことで足踏みしている自分が許せなかった。立ち止まる自分と、前進し続ける同期のギャップが許せなかったのだと思います。

何かしないとマズいと思い始める

生活を豊かにするため、少しでも家賃12.8万円の負荷を下げるため、まずは稼がないといけない。そして稼ぐだけでなく、何か自分で「夢中になれるもの」を見つけないと「自分が終わってしまう」と思いました。そこで始めたのが、この note と朝活。そして英語。副業もやってみようと思い、色々なことをやってみました。全て自己肯定感を上げるためです。
note は書けばみんなが「いいね!」してくれる。朝活はみんなやっていないから、やれば「優越感」を得られる。英語はやればやるだけ「点数」が伸びる。そんな小さな理由でした。
副業はまず自分が得意なところから始めました。補助金の申請サポートです。知り合いの会社さんの申請をサポートし、これが見事採択されました。めちゃくちゃ嬉しかった。実利が入る以上に、自分一人で何かを成し遂げた達成感が圧倒的に大きく、とにかく嬉しかった。
そして、朝活とnote、英語。これが楽しくて楽しくて仕方がなかった。自分が成長している、認められているような気がしたのだと思います。今考えると、自分で「やってる感」を演出して、自分で自分を「正当化」し、「慰めていた」だけなんですけど。

コーチングに出会う

これが自分の現実を変える運命の出会いでした。僕は自己解決型なので、人のアドバイスは聞いてもその通りにすることはほぼありません。自分の中で答えが決まっているからです。ですが、今回は違いました。
どうしても決断できない。行動できない。親、友達、親しい全ての人に相談しましたが、納得できる解が自分の中で見出ませんでした。自分のことを全く知らない、かつ、自分よりも輝いている人からの真剣な意見が欲しかったのだと思います。
これは専門の人にお願いするしかない。そう思い、コーチングを申し込みました。50万円の自己投資です。自分史上、一番大きな買い物です。軽くいい時計を買える値段ですから。「これで自分を変えられなければ本当に俺はクソだ。クソにならないためにも、このコーチングを利用して、自分自身で現実を変える」。そう思って臨みました。

意外とスムーズに決断する

毎回のセッションで自分という存在の理解が深まる。そんな時間でした。そして自分を一番縛り付けていたものは「世間体」でした。人からこう思われたいとか、こうあるのが本来の自分だとか、そんな感じです。タダの固定概念なのに、それでも縛られていた自分がいました。
ですが、自分を縛り付けているモノ、動きを止めているモノの正体が分かった時、スムーズにストッパーを外すことができました。最後の一押しが欲しかったのだと思います。元々のベースにあるエネルギーは高い方なので、それ(ストッパー)さえ取っ払ってしまえばあとは自走できる。そう思いました。

その決断の先にあるもの

その決断の先にあったもの。それが沖縄への移住でした。「人生2回目の青春をもう一度やりたい」。これが僕の生きる目的でありGOALです。それが僕の次の会社でやることです。次の会社の社長とはすごく縁があります。つくづく人に恵まれているなと感じます。次の新会社の社長は僕の大学の同期であり、大学の部活の主将(私)と副主将(彼)の関係です。これもまた縁だなと思いますが、コーチングがなければこの決断はできていません。

今この瞬間の話

今この瞬間感じていること。それはワクワクしかないということです。いや、「ワクワクしかありません」と言うとちょっと嘘になります。少しの恐怖や不安もあります。本当に大丈夫かなぁ、とか、この決断で良かったんだろうか、とか。でもそれはやってみたいと分からないし、それを持つこと自体はごく自然なことだと思って受け入れています。なので結論、ワクワクしかない状態です。

今年の3月頃から悩み続けてきたモノの正体は「世間体」でした。人から求められる自分になろう、とか、いい姿を見せよう、とか。でもそんなの自分が勝手に決めた「解釈」であり「事実」ではありません。

足踏みしている人に今伝えたいのは、自分が心配に思っていることや不安に感じていることのほとんどは、現実には起こりません。自分の過剰な「解釈」によるものがほとんどだからです。僕もそうでした。

ですから、もっと欲求を解放して、自分はどうなりたいのか、どうしたいかという、自分の本音の部分と向き合ってみてください。そして自分に許可を出してあげてください。「お前は自分のしたいことをやっていいんだよ」と。それさえ、その決断さえできれば、あとは身体が勝手に動きます。だって、自分が本当にやりたかったこと、やりたいことなんですから。


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