休校とそれにまつわること

今回の休校要請について、科学的医学的に必要なことならば、もちろんやるべし!と思います。
専門家の会議で『全国一律にすべし』と決定されて、それを通達されたのであれば、異議は唱えません。

ですが、全国一律でと専門家の誰が求めたか?
全く見えない。
こういう有事のときに、専門家の声に耳を傾けられなくて、おかしな方向に行ってしまったことは、歴史が証明している。
さらに要請されたからと、全国が従うことも、またおかしい。

そもそも要請の時点で、あの夜、従う気持ちになった自分にも、おかしいよ、と思っている。
1時間くらいして冷静さを取り戻したけれど、ニュースが飛び込んできた瞬間は、それに従うものなのだと思っていた自分にも警鐘を鳴らす。

自分の地域の必要性を鑑みて独自の判断をしている自治体を支持したいと私は思います。

休校で良かった面もあります。

日頃から、給食以外の食事に心配があるご家庭に、今回、お弁当の配達が決まったことや働き詰めのご家庭が在宅勤務になって子どもといられるようになったと喜んでる方も複数います。
もう一つ、とても良いのは、在宅勤務や子どもが家にいて働きに出られない子育て世代が、国会中継を見ていること。

こんなにひどいの?といったtweetがダーっと朝のタイムラインに流れてきた。

そして、子ども達にも授業のかわりに見せたらいい、の意見、もちろんそう。だけれど、本当に恥ずかしいんだよね。
こんなの見せたくないと思うほどのものです。

寝ずに、真剣に、事にあたっている人たちを知っているからこそ、社会はダメだ日本はダメだって話ではない。責任の一端はもちろん自分にもある。

国会中継の、ある場面で、息子から『こういうふうにしたくなくて、おかーさん頑張ってるんだもんね』そうか。わかってくれるか。

知って、選ぶ。知ったうえで、選ぶ。って自分の中で大事にしていることなんだなーと思う。医療もだし、選挙もだ。どっちかわからない、どっちもどっち、とかじゃなく、きちんと知ったうえで選ぶこと。

さて、ちっちゃなお子さんのサポート行ってきます。

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