息子の質問「中学受験についてどう思う?」

昨夜、三男から「ママは中学受験についてどう思う?」と聞かれました。

続いて「高校受験と中学受験の違いも知りたい」と。

この質問が出ること自体、さすがは、上の子の高校受験を見ているだけのことはある。

私はどっちにもメリットもあるしデメリットもあると思うと話しました。

中学受験の良さは、小学生時代に頑張れば、公立だったら中3の6月とか7月には部活を引退しなければいけないけど、まる一年間そのまま部活ができる学校が多いこと。

それに、高校受験しなくて良くて大学受験しかないから、そこに向けて勉強を積み重ねていけること。

というか、一番のメリットは高校受験がないってこと。

高校受験の良さは、小学生時代、上の二人がそうであったようにあんな感じで毎日遊んで過ごせること。
中学時代、地元にそのまま友達がいること。

どちらも大変なところは

中学受験するならば、今年とか来年には頑張らなくてはいけない。(息子は小4)
高校受験の大変なところは、受験して入ったけど、すぐにまた大学受験がやってくること。(違う学校もあるけどね)

そんな話をしました。

「ママ、よくわかったよ!僕は小学校では遊びたいから、ふつうの中学がいいや」とのことでした。

「うん、いつからでも頑張ってみる気になったら、言ってね。

あと、たとえばサッカーとか野球とか大人数の部活に入りたいとき(区立だと人数が揃わず(本当にやりたい子はクラブチームに入ってるため)他校との合同になったり、そもそもサッカー部野球部がないところも)、それから文化部といってね、科学部とか美術部とかそういうのもね、区立ではないとこのほうがいいと思う。」

「それなら、大丈夫。やっぱり(区立)○○中がいい!」

とのことでした。

高校受験のメリットとして息子には話さなかったけど、
自ら選ぶ力を備えていること、というのが私は大きいかなと思ってます。

もちろん、成長の速い子は小学生でも十分に自分のやりたいことが明確でどの学校に行きたいか明確な子もいるでしょう。

だけど、うちの長男のように成長ゆっくりめの子には、中3で(しかも中3の最後で)高校受験を目の前にして始めて、高校で何をしたいかどんなふうに過ごしたいかを考えられたと思います。
そして、周りの子たちを見ても、中3の始めの頃は、進路なんてわからないよーと言ってたような子たちも、自ら、自分の行きたい学校を選んでいく姿はそれはやっぱり感動的ですらありました。

最終的には、子による。

その子その子で、あとは本人のスイッチや成長の速度と見ていくといいのかなと私はそんなふうに思ってます。

もちろん、これは単なる私の見方であって、なんら推奨すべきものでもなんでもないことは付け加えておきます。

ただ、塾とかの情報にあるように、(向き不向きはあるとはいえ)公立が良くないってことはないし、高校から入れる学校が減ったと言っても、一人ひとりが入れる学校ってそもそも一校しかないし、噂に振り回されない、「煽る情報」に振り回されないのが大切というのは、医療とおんなじだなーというところ、です。

そんな質問をしてくるようになるなんてね!三男がまもなく、まもなく、10歳。子育ての、最終コーナー回ったかな。

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