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ハワイ旅行-その6・バニヤン・ツリー編

ハワイから帰ってきました。この後もハワイのことを書いていきます。
今回はオワフ島でたまに生えている不思議な木、バニヤン・ツリーについて


➀バニヤン・ツリーとは

バニヤン・ツリーはベンガルボダイジュといい小さな木が組み合わさって幹を作る、いかにも南国らしい木です。この幹は枝から気根という管を地面に垂らしてその管が集まることで独特の形となります。
これはバニヤン・ツリー独特の特徴ではなく、沖縄にも生えているガジュマルなどの仲間も同じ姿になります。

➁ハワイの木 バニヤン・ツリー

先ほど、バニヤン・ツリーはベンガルボダイジュということで勘のいいひとは気づいたでしょうが、このバニヤン・ツリーはハワイの植物ではありません。インド原産の正しく外来種です(正しく外来種というのは、ハワイでは人の手によって持ち込まれた植物を2パターンに分けて、近年持ち込まれたものを外来種とするため、ここら辺の事情は後程記事にします。)
このような木が何故ハワイの木となったのか、それはマウイ島のラハイナのバニヤン・ツリーが理由です。この木はラハイナを代表する木で、そのラハイナはハワイ王国の首都であったことから、バニヤン・ツリーはハワイの木と言われるようになったといいます。

③ホノルルのバニヤン・ツリー

バニヤン・ツリーは現在共生するコバチがハワイに存在しないため、野外で繁殖はしておらず人の手によって植えられたもののみです。(イチジクの仲間は特定のコバチがいないと受粉ができません)
そのため、観光地に生えているのが一般的でワイキキビーチでも見ることができます。


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