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ハワイ旅行-その10・この木なんの木?

3月に世界ふしぎ発見!が終わってすっかり見なくなってしまう「この木なんの木、気になる木」で有名な日立の樹 実はオワフ島にあるんです。

1.日立の樹って?

日立の樹とは日立のCM映像で流れる樹きな木で、印象的なフレーズから記憶に残る人も少なくないでしょう。
実はこの日立の樹は結構代替わりが行われていて、ハワイやシンガポール、ロサンゼルスにあります。
いや一つしかないじゃんと思う人も少なくないでしょうが、単純に日立の樹を使い始めた1980年代は数年ごとに木を変えていましたが、1990年以降はずっと今の木になっただけです。つまり、若い人(私もですが)は生まれてからずっと今の木なんですね。
そんな日立の樹はモアナルア・ガーデンパークにあるモンキーポッドという植物です。

2.日立の樹ってどんな植物?

日立の樹であるモンキーポッドはアメリカネムとも呼ばれる熱帯アメリカ出身のネムノキの仲間です。
ネムノキの仲間なので、天気や昼夜に反応して葉を折りたたみます。そんな性質からレインツリー(雨が降ると葉を折りたたむので雨宿りができない)という別名もあります。ハワイだと外来種として警戒される側面もありますが、街路樹や公園の植樹によく利用されています。
また、木材としても優秀で世界三大銘木の一つにもなるウォールナットという木とよく似た材が取れるため、代用として使われるようです。

3.日立の樹はどこにあるか

日立の樹はモアナルア・ガーデンパークという公園の中にあります。
この公園は空港とワイキキエリアの間のエリアにあり、最後の日によって変えるなんてこともできます。
モアナルア・ガーデンパークには十数本のモンキーポッドの木がありどれが正しい日立の樹か一見わかりづらく感じますが、ここでCMを思い出してください、一本の大木でしたよね。周りに他の木がなく、一本の大木として見ることができるモンキーポッドはほとんどないため絞り込むことができ、そうすると樹形で判断することができます。
もっとも、モアナルア・ガーデンパーク一番の売りはこの日立の樹なので係の人に聞くことで簡単にわかります。

4.日立の樹と…

日立の樹はハワイにあるため、意外なものと一緒に撮ることができます。それはヤシの木です。

日立の樹は大きな木ですが、どこに生えている。というのがわかりにくい木なのでこれハワイにあるんだよ、という話になっても伝わりずらいと思います。
そこで、ヤシの木と一緒に写真に収めることで日立の樹がハワイにあることが理解しやすくなるのではないかなと思います。

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