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【あと6日】本当に正直な話、リアル写真の方が感動する

こんにちは。あまねこです。
メタバース写真家として活動しております。

初の個展まで残り6日。東京の恵比寿にある『弘重ギャラリー』にて『偽物の写真展』を開催いたしますので、当日はお友達やご家族と一緒に来ていただけると、とても嬉しいです。

僕はメタバース写真だけでなくリアル写真も撮影したり、美術館や展示会に行って鑑賞します。

メタバースでの写真活動は大好きだし、メタバース写真ならではのメッセージを伝えられると確信しています。ですが…本当に正直な話「負けてばかりだ…」と思ってしまうわけです。つまり、リアル写真のほうが感動する力を持っていると思い知らされることを何度も何度も経験してきました。


これは本当に悔しい話で、メタバースでどれだけ写真技術を磨いてクオリティの高い写真が撮れたとしても、写真が持っているポテンシャルを半分も引き出すことが出来ていないんじゃないかと思わされるわけです。

いや…リアルの全ての物は無限ポリゴンだし…色も無限だし…光も超高性能なリアルタイムレイトレーシングだし…

なんて考えてたら「現実での写真活動に転向してみたら?」という声がどこからか聞こえてくるわけです。誰の声だろうね。自分の声かな?

メタバースでもリアルでも写真を撮っていると「メタバース写真でないと伝えられないもの」を考えざるを得なくなります。少なくとも僕は。

そして写真家として活動していく以上「メタバースでないと伝えられないメッセージ」と表現する必要があって、それをいかにして伝えるべきかも考えなくてはいけません。

現実感という逆説的なものとして伝える?
ユーザーの交流シーンから未来の文化を提案する?
ゲームではない何かだと伝える?
夢中で撮影している自分の存在を伝える?

そのメッセージは、果たして鑑賞者に刺さるのか?
そして、どうやって写真という手段で表現する?

ある意味では、リアル写真のようなインパクトを持たせることがすごく難しくて、その条件で鑑賞者に刺さる作品を考えるのは非常にハードルが高いような気がします。

とは言いつつ、弱点を言い訳にして作る作品なんて論外だとも思います。メッセージを伝えられない言い訳を自分以外に擦り付けるとかありえないでしょ。

なのでメタバースでしか表現できない鑑賞者に刺さる作品を、必死で考えて、シャッターを切って、編集して、やり直しの繰り返し。そして発表。

そんなことを考えて「まるで現実のようなメタバース」をテーマにした個展『偽物の写真展(Metaverse Photo Exhibition)』を5月2日(火)~7日(日)の間に開催します。

弘重ギャラリーという恵比寿駅から徒歩4分くらいのところで開催するので、ぜひ遊びに来てください。


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