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インターンを2ヶ月足らずでやめちゃった話


こんにちは、久々の投稿になってしまいました。あまです

長らく更新できなかった理由は色々あるのですが、主にこれらです

・某IT系ベンチャー企業でのインターン
・個別指導塾でのアルバイト
・オンライン授業

 今回はタイトル通り、私が6月~7月にかけ、2ヶ月間(正確には1ヶ月半)程経験したインターンについて少し振り返っておこうと思います。短い間でしたが、学ぶことは多かったですし、これから先にキャリアに悩んだ際、見返せるように...という備忘録的な意味も込めて書き記しておきます。

1. インターンを始めたきっかけ

 「インターンやろう!」と思ったのは、コロナ禍で9月出発予定だったデンマーク留学がなくなってしまったことがきっかけでした。

 高校時代からずっと長期留学に憧れがあり、現在の大学を志望した理由の一つにも、留学協定校の幅広さがありました。だから、交換留学中止という知らせは大ショック。しかも世の中では「Stay Home」が叫ばれており、外で憂さ晴らしもできない。しばらく一人暮らしの部屋で「なんでなくなっちゃったの〜〜」とうだうだしていました。しかし、ふと気づいたんですね。このままでは何も進めない。

何か新しいことを始めなくては!何か焦りのようなものを感じて、ずいぶん昔に登録していた長期インターン仲介サイトを開きました。すると、ありがたいことに何件かスカウトが来ている。単純なので、私の自己肯定感は爆上がりしました。そのスカウト一覧の中で、パッと目についた「英語を活かせる!」という文面を見て、ほとんど直感で応募をしてみることにしました。

2. 主な仕事内容

 オンライン面接を2度受けて、無事採用。勤務地は都内某所のおしゃれなオフィスでした。働くという形で企業に出入りするのは初めてだったので、最初1週間ぐらいはガチガチでした。おまけに会社内でのPCは全部Macbook Pro。「これ一台いくらするんだろう...? 」「水をかけないようにしなきゃ...」なんて考えて、最初はなかなかうまく操作できませんでした。プライベートでもマックユーザーなのに。

 携わっていたのは、私が入社してほんの2週間前に立ち上がったばかりの新規事業。英語で書かれたプログラミング教材を日本語に翻訳し、それをお客様に営業する部署でした。上長と呼ばれる社員さんが一人、その他のメンバーは4人は、全員が同年代の学生インターンでした。

その6人のメンバーで、とにかく事業に関することはなんでもやる。そのため仕事は多岐に渡りました。例えばSNS広告の作成、認知度を上げるための施策として「Youtubeチャンネルを作る」という案が出た時はみんなで番組案の作成、プログラミングやIT関係の仕事についてリサーチもたくさん行いました。週ごと、いや下手したら日ごとにやってることが変わる。よく言えば様々なことに挑戦できた、悪く言えばどの作業の関わり方も中途半端だったなと思います。それでもやりがいはしっかりありましたし、上長に「才能あると思うな」と営業を褒められた時は素直に嬉しかったです。

3.働いてみた感想

 まずはよかったことから挙げていきます。

・ITに関する基本的な知識が身についた
・IT業界に対して理解を深められた
・働くことに対してなんとなくイメージが湧いた
・会社で働くことに対してポジティブなイメージを持てるようになった
・周りの人の意識が高く、話していて楽しかった

 インターンを始める前までは、「JavaScript? PHP?なにそれ?」みたいな状態だった私ですが、今ではプログラミング言語の特性やどれがサーバー/フロントサイドの言語なのか...などが人に説明できるほどになりました。これは間違いなくインターンのおかげです。プログラミングは2020年から義務教育になりますからね... これらは知っておいてよかったです。 

 またオフィスの雰囲気は非常によく、和気藹々としており、ほぼ週末ごとにイベントが開かれていました。働いている人の平均年齢が若い会社だったからかもしれません。「労働」と聞くと過労死やパワハラなどネガティブなイメージを持っていた私ですが、それが一気に変わりました。みんなが楽しそうに働いている環境を見る機会があったのは、個人的にはすごくプラスだったと思います。

続いて今回の経験の反省点。

・インターン生の輪の中にうまく馴染めなかった
・会社のカルチャーに合わない部分があった
・ワーク・ライフ・バランスをあまり考えずに無茶をした

「英語」という文句に惹かれる人たちだからか、同じ部署のインターン生(三人)は全員留学経験者、もしくは海外大在籍者でした。そのため話題に上がるのは留学先での話ばかり。留学の夢敗れた者としては、正直、話についていくのはかなりしんどかったです。周りのノリについていけず、浮いているのは自分でも分かっていました。そうなると人間って不思議な者で、自然と業務以外のことは話さなくなるんですね。終盤ははその場にいてもできるだけ発言をせず、そっと佇むようにする、という極めて弱気な戦略をとっていました。

 それから自分にとっては、毎週イベントがある点も「うーん... 」となってしまうところでした。もちろん強制ではないし、他部署の人と関わる絶好のチャンスです。それはよく理解できています。しかし、大勢の人が自由に歩き回る立食スタイルの飲み会は、自分には向いていないことが判明しました。もともと私は大人数で話すよりも少人数でじっくり話すことの方が好きなのですが、それが叶わないのがこの形式のパーティーです。浅い会話しかできず、ほとんど愛想笑いをしているうちに一人になってしまっている、というのが何度も経験したお決まりのパターンでした。これから避けます。

 最後の「無茶をした」部分。これは完全に私自身が悪いのですが、あまり体調のことを考えずにガンガンとインターンにシフトを入れてしまったんですね。本当はオンライン授業やアルバイトもしなくてはいけないのに、休む時間を考慮せずにインターンにコミットしたりしていました。

仕事をとにかく早く覚えたかったし、他のメンバーのコミット率が高かったので「負けたくない!」なんて、変な負けん気を発揮してしまったんですね。心の余裕なんてなかったし、毎日、とても忙しかったです。多分軽く心身をバランスを崩してたんじゃないかな。

4.やめようと決意した理由

「もう疲れた、やめよう!」と思った時は即行動しました。期末レポートの詳細が明らかになるにつれて、明らかにインターンの方にコミットできそうにないことが分かってきたし、おまけに人間関係でほとほと疲れ果てていたからです。確かにオフィスの雰囲気はとてもいい。それでも、自分にはあまり合わない。というのが私なりの結論でした。

4.学んだこと

 以上の経験から学んだことは大きく3つ。

・仕事は無茶をせず、「ゆとり」を持ったスケジュールを組む
・立食パーティーが自分は苦手。どうしても参加しなくちゃいけない時は、ほどほどで切り上げる。
・仕事は意外と楽しいことも多い

 こうまとめてみると意外とシンプル。正直、悩んだことも多かったのですが、意義のあるインターンだったと思います。得意なものを見つけるのも大切だけど、早い段階から苦手なものを明確化する体験っていうのも必要なんだなあ...と感じました。自分はワーカホリックにはなれない、大人数でワイワイやるのが苦手、ということが新たに分かっただけでもとてもいい経験でした。





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