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トレジャーメノウ

いや、牡蠣

 見た瞬間にそう思って以来、この石は私の中で牡蠣になりました。
 まあムール貝でもいいんですけど…あんまなじみ無かったので牡蠣で。なんでこの方向に切ったのかなあ…サンプルで付いてくる写真のは、縦じゃなくて横に切ってあるっぽくて、そっちのほうがいいような気がしますがね…なぜかこのような形の石が届いたんですよ。

石というよりは牡蠣なトレジャーメノウ

 中の結晶がよく見えるかといえば、意外とそうでもなくて、というのもブリッジのような結晶の筋みたいなのがあって見えないんですよね笑
 しかも、裏面…石の表面のところは、なんだかうねうねした模様があって、脳みそみたいな感じでお見せできません…な感じです。
 不思議すぎる。メノウってみんなこんな感じなの?

 メノウは石英の仲間らしく、縞模様をはじめとしたさまざまな模様が出るものが多いようで、その模様によって名称も異なるようです。
 縞模様を生かして薄くスライスし、コースターみたいになっている商品をそういえば見たことがあります。
 中にこうした結晶や液体などを含んでいるものがあるようで、二つに割って中の空洞を見えるようにしているものをトレジャーメノウと呼んでいるようです。確かに、メノウの表面からは想像できないくらいキラキラと結晶の粒が輝いていて、天然の宝石箱みたいですよね。

 ところで、パワーストーンとして売られているトレジャーメノウを見ていると、たいてい割った上と下…宝箱で言うなら本体と蓋みたいなセットで売られていることが多いようですが、そうだよね…割ったってことは、私の石にも片割れが存在するってことだよね…と気が付いたのです。
 どこかに牡蠣の双子ちゃんを持っている人がいるのかも知れませんね。その方はこの石を見てどう思ったんだろ…聞いてみたいな。