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はじめてのシフォンケーキ作り

どうも!!
ご無沙汰しております。

実に1年近くぶりに料理の記事をあげたいとおもいます。

会社に入ってからずっと、仕事に追われて余裕がなかった・・・
というのはもしかしたら言い訳で、
ただ単に筆不精なだけなのかもしれない。

どちらでもいい。
私はいま1年ぶりに台所に、PCの前に立っている(座ってもいる)

その事実をまずは大切にしよう。

というわけで、手に取ったのはこちら!

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「なんや、ゼロから作るんとちゃうんかい」
「記事にすんならチャレンジせえや」
「そんなんホットケーキつくるんと変わらんやん」
「あーあほくさ」
「バーカ」

ええいうるさいうるさい!
我初心者ぞ!
はじめてのシフォンケーキづくりでミックスに頼って何がわるい!!!

というわけで、作っていきましょう。

まずは材料です。

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シフォンケーキミックス200gに卵4個
へえ、サラダ油も使うんだ。しらなかった~
サラダ油は50mlです。
それから写真には撮り忘れましたが、今回は紅茶シフォンにしよう、ということで、香りのある紅茶を裏で用意しております。イエイ
紅茶は濃いめに淹れたものを60ml

材料はこれだけ。あとはボウルと、私が生まれる前から家にあるハンドミキサーを駆使してあれやこれややって焼いたら出来上がりです。

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こちらは卵黄と卵白を分ける作業です。
割った卵の殻と指をうまく駆使して、分けていきます。
卵黄はミックスと混ざり、卵白はメレンゲとなります。

しかし、長い長い料理の歴史の中で、卵黄と卵白を分けてみようと最初に思ったのって、いったいどこの誰なんでしょ。

すぐ割れるしすぐ崩れる生卵と向き合ってて、ぜったいそんな発想出てこない気がするなあ。


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卵黄。こうやってみるとかわいい。

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卵白。何の変哲もない液体だ。
この卵白だけをハンドミキサーで混ぜていたらふわっふわのツンとしたメレンゲになるだなんて、あたし100年向き合ってても思いつかないなあ~~

(※メレンゲの由来についてググってみたところ、Wikipediaに下記のような記載がありました。

メレンゲはスイスのマイリンゲン(英語版)[3]で発明され、18世紀にイタリア人のガスパリーニという料理人によって改良されたとされるが、確たる証拠はない。『メレンゲ』の名前が確認できる最も古い文献は1692年のフランスの料理本である。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B2_(%E8%8F%93%E5%AD%90

どうやらメレンゲは17世紀後半くらいからあるらしい。
(なお、ハンドミキサーは19世紀に登場するとのこと)


余談はさておき、まずは卵黄の処理です。

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泡だて器で泡だてながら、シフォンケーキミックスを入れていきます。

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ダマになったら嫌なんだよなあ
高速で泡だて器をシャカシャカさせながら粉を入れていきます。

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※この四角いものは食べてはいけません。
なので、今回のレシピには入れません。
普段料理をしないみんなは気を付けよう。

わかっとるわ!アホ!


ひきつづき混ぜ続けるとトロトロになる。

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なんとかだましだまし、ダマをなくすことに成功。
(中盤筆舌に尽くしがたいほど、とてもとても危うかった・・・)

続いてお待ちかね?の卵白です。

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レディ・・・

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ゴーー!!!

見てください、猛スピードで回転しております。
30年近く前からずっと現役選手のハンドミキサーです。
納得の貫禄、抱腹の絶倒(?)

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アホなこと言うてる間に卵白が見たこともないような白に変化しております。ここからはやや慎重に。なぜなら、卵白を混ぜすぎると大変なことになるって、小さい頃からママンに言われてきたから。

何がどう大変になるのか、あんま覚えてないけど、まあ、民間伝承みたいなもんよね。(たぶん分離するか、爆発するか、どっちかだ)

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はい、ピンとツノができたら完成です。

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見てください。ひっくり返しても落っこちません。
(※危険なので真似しないでください)

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3回に分けて、先ほどのダマのない卵黄のアレとさっくり混ぜ合わせます。

どの文献を見ても、誰に聞いても、メレンゲを何かに投入する際の混ぜ方は「さっくり」です。
古今東西たぶんそう。

「さっくり」の由来は英語の【sacrifice:生贄】から来ている。
古来より、卵白は神にささげる大切な生贄とされ、
その生贄を「太陽」に似た卵黄と混ぜ合わせることで
五穀豊穣を祈念したのだ。
3回に分けてメレンゲを入れるのは、後年キリスト教の三位一体の考え方が入ったことによるもので、1回目からそれぞれ、父と子と聖霊を表している。


嘘です。

でしょうね。


さて、気を取り直して、今度は型に入れていきます。

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やべ、泡がデカいかもしれない。
変なことばっか考えながら作ったからですね、きっと。

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型に流し込む。

型にはまった人生は嫌だ、なんて思っていた時期もありました。
大学卒業してから1年まるまる、社会にもまれて、気が付いたら、
どうやったら「社会人としての定められた型」に自分がハマるのか、
ということを考えるようになっていました。
大人にはどうやら、それぞれ求められる役割と責任があるらしい。
その役割と責任を全うするためには、時に自分を変えなければならない。らしい。

これはこれできっといいことなんだろうけど、自分は特別な存在なんかじゃなくて、本当に何一つできない、輝きだとか華やかさだとかとは程遠い存在だったんだなあというのを痛感させられる毎日です。
これが、大人になるってことか。

きっと周りの人がもっとずっと早く気づいていたようなことを、私は今になってようやく気付いているのかもしれない。

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で、これをあらかじめ180度?くらい?に温めておいたオーブンに入れます。

待つこと確か20分(この辺記憶があいまいだ)

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

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できた~~

うおーーー

シフォンケーキっぽい!!!

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そのままにしておくとしぼんでしまうため、さかさまにして冷まします。
あれ?なんか傾いてね・・・?


冷ましたものが、こちら!!

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Wow!

傾いているww

ウケる~~なにこれ~~右肩上がり~景気と真反対だ!

まあいいでしょう。なんかめでたいし。

ホイップクリームをチャカチャカチャチャっと作り、

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ボテっと盛り付ければ完成です。

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おお~~
ホンモノだ~~


味はプレーンのシフォンケーキといったところ。
甘さは控えめで、食べやすい。
紅茶はもっとずっと濃いめに淹れて混ぜるべきでした。
反省点。

軽めだけど、シフォンケーキにしてはやや重く仕上がってしまったかもしれない。やはりメレンゲの下りで調子乗りすぎたのか・・・
これは今後の課題。

次回はミックスではなく普通の小麦粉から作成しよう!
お菓子の初心者としては大きな一歩であった。

以上!

次回お楽しみに!

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