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今さらVaporWaveなぞ聴き始めた

以前昔語り音楽編において書いたが
俺は2010年代以降の音楽の新しい
潮流については全く付いていけなく
なっており、実際ほとんど新規
開拓はしていない。

当時の流行のジャンルとしては
EDMが流行の頂点を過ぎ下降気味、
安定期を迎えた頃だったかなという
印象が残ってる。クラブ寄りだと
JukeとかFootworkなんかが
認知を広めてたような気がする。

だから、それ以降に一般的に普及
し始めた、VaporwaveやSynth
waveなどのWave系、そこから
派生した(のかな)FutureFunk
などのジャンルは今の今まで
ノーチェックでイメージすら
湧かない状態でした。

それが、年明け過ぎた頃かな、
YoutubeのおすすめにVapor
wave系のmix動画が入ってくる
ようになったので、試しに聴いて
みたところ、・・・いいねw

いや、これは食わず嫌いだった
というか、今まで知らずにいて
勿体なかったわ。割と俺にどん
ぴしゃなジャンルかもしれない

世界的に認知されてるジャンル
なのに意外と日本文化の影響も
強く反映されてるっぽいし、
「非現実」「彼岸の音」感が
気持ちよさに繋がっている。
もし叶うなら俺の葬式の時に
BGMとしてエンドレスで
流しててほしいとすら思うわ。

特にお気に入りというか、ずっと
頭から離れないのが以下の曲。
このジャンルを代表するアイコン
とも言える曲ですね。

MACINTOSH PLUS - FLORAL SHOPPE
02 リサフランク420 - 現代のコンピュー

明度が低くテープディレイが
かかったようなくぐもった音像
ロービートかつ80年代洋楽ポップ
特有の重たいスネアのアタック
異常に気持ちいい鳴り。俺には
到底作れないけど、俺が求める
音楽の理想形に近いですね。

個別の曲のタイトルとか作成者の
名前とか割とどうでもいいという
匿名性の高い音で、作成者たち
自身もあまり前面に出る感じは
ないよね。それは音像全体の
空気感、時代感がジャンル自体を
形作ってるし、リスナーが音の
世界観に身を沈める(没入する)
事が重要だから。ずっと聴いて
いられるようにNonstop mixが
大量にYoutubeに落ちてるのも
ありがたいところ。感覚的に
ambientに近いかもしれない。
いいジャンルに出会ったわ。

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