見出し画像

おっさん昔語り -音楽編-(7) 30代から現在にかけて

前回記事

幼少期から語ってきた「音楽編」
ですが、今回がラスト。というのも、
30代以降は一括りに出来てしまう
だろうと判断したからです。以前の
投稿でも書きましたが、40を過ぎた
辺りから自分の中で音楽的な変化が
無くなり、というか音楽業界の
変化や流行に付いていくことが全く
出来なくなり、そのタイミングで
新型567感染症の世界的流行が重なり、
音楽を始めとした自分の趣味全般に
対するスタンスが大きく変化しまして
(というかほぼ停止状態に)。

ここ最近になってようやく心の傷が
癒えたのか、少しずつ音楽含めた
趣味と向き直し始めてるという
段階です。そんな感じで、40歳
ぐらいまでで一旦、音楽の趣味は
途切れているんですよね。そこまでの
お話をしてみようかなと。
特徴を箇条書きにしてみると

・30代前半はクラブにもたまに行き、
 EDMなど聴き始める
・30代中盤からアイドル現場や
 クラブに行かなくなる
・30代中盤で作曲という趣味を
 ギブアップする
・CD購入→ 配信オンリーの流れに
 付いていけなくなる
・テクノの分派に全く付いていけなくなる

こんな感じかしら。見てもらうと
分かる通り、30代前半はまだ
身体が動いて、多少の無理が
出来たのでイベントに行く事も
出来てたんですよ。それが30代
中盤から精神的な不調と肉体の
衰えが見事にリンクしてしまって、
イベント参加後の回復が全然間に
合わなくなって、日常生活に
支障を来たすようになって
しまいました。

情けないが仕方ない。身体が
若くなきゃ保たないような趣味
だったんだから。なので30代中盤
以降は音楽ライブやアイドル現場
よりも、スポーツ観戦や(これまで
あまり言及なかったけど)美術館
巡り、名所観光などの比較的体力を
使わない趣味に軸足が移っていって
しまった訳です。

また、自分が昔から聴いてた
ミュージシャンやバンド、ユニット
なども(既に解散してるところなど
除いても)自分と一緒に歳を
重ねてるし、ほぼ全員俺より
年上なので作品を出すペースも
ガタ落ちしてるんですよ。そうなると
新しい若い、今まで自分が知ってた
ジャンルと違う感性のミュージシャンを
探せばいいんだけど、その辺の気力も
完全にガタ落ちしてて、新譜を全く
掘らなくなってしまった
。おそらく
フィジカルよりメンタルの
低下の方が影響デカい。

そんな中でも聴いてたものとして、
俺が最後ぐらいに触れた(当時)
流行のジャンルとしてのEDM
俺が思うにEDMってのは
ユーロビートの正統後継者じゃ
ないのかなと。洋楽ポップスに
4つ打ちとシンセリード。
HipHopと混じってるものやら
Dubstepなんかも一緒くたに
なってはいるが、商業的により
システマチックに大量に生産される
クラブサウンドという印象を
受けた。真性のクラブ好きには
ウケは良くないんだろうけど、
俺は軽薄なのでこういうのも
全然大丈夫。Avicii, Zedd,
デヴィッド・ゲッタ、カルヴァン
ハリス等の流行った人の音は一通り
サラッと聴いてます。

それ以降は、新しく出てくる
ジャンルとか流れに全く付いて
いけなくなりました。
シティポップとかはむしろ昔から
ある曲に別のジャンル名が付けられた
だけだからどういう曲かは分かるけど、
フューチャーベース?
ヴェイパーウェイブ?

何のこっちゃってなる。だから今
youtubeとか見てオススメで知らん
PVとか流れてきてもほんと
懐古趣味というか、自分の源流から
辿れる範囲のジャンルにしか
手出さないもん。

ここ最近のおすすめミュージシャン、
ユニットとしては最近出てきたような
人じゃなくて前から活動してる人だけど、
Rooseveltと、パソコン音楽クラブかな。
この2組をよく聴いてます。懐かしさを
アップデートしてくれる感じ。

まあ、去年ぐらいまで3年近くまともに
音楽を聴く事すら遠ざけてたような
時期が続いたけど、最近になって
ようやく心が戻ってきたというか、
趣味に向き合える心理的余裕みたいのが
出てきた気がする(経済的余裕はむしろ
少なくなったが)。そんな感じなので、
これから音楽に関しても肩肘張らず
再度向き合いたいなと思ってる
今日この頃です。以上、俺と音楽の
振り返りおしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?