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おっさん昔語り -ラジオ編(前編)-

少なくとも日本国内では
何十年にも渡って(今でも)
メディアの王様はテレビであり、
新聞なのは間違いないと思います。
だから、ラジオ文化に触れた
ことの無い人も多いだろうし、
俺より若い世代の人達だと
ラジオの存在すら知らない人も
実際多いと思う。かく言う俺は
おそらくラジオ文化に触れてる
側の人間のはずだ。どっぷり
ハマってる訳ではないが。

ラジオを聴くようになった
きっかけはといえば、音楽編でも
書いたけど中学に上がる際に
自分用のCDラジカセを買って
もらった事だろう。当時は一家に
一台のテレビという時代で、
俺の部屋にテレビの配線を引く
ことは出来なくてどうしても
居間に行かないといけなかった。
また当時はまだビデオレコーダーを
持っておらず、家で録画出来るように
なったのは高校入った後だったと
記憶している。

インターネットの存在すら
知られてない俺の中学時代。
CDラジカセは唯一自分が
専有出来るメディアであり、
当然使える機能は使い倒す訳です。
また、俺の両親はあれ見るな、
これ見るなとやたら煩かったが、
あんまりラジオに触れて
こなかったのか、それとも
俺の持ってるラジカセにラジオが
付いてる事に無頓着だったのか、
ラジオ番組に関してはとやかく
言ってこなかったのも
大きかったですね。

ただ、これこそ今の人には理解
出来ないだろうけど、ラジオを
聴くには電波を拾わないと
いけなくて
、家の立地とか
場所により聞きやすい局、
聞きづらい局が明確にある訳です
(居る場所によって携帯やスマホの
電波が入りづらいのと似てるかな、
感覚としては)。そして俺の
実家で言えばFMは基本入りづらく、
結果として俺のラジオの世界は
AMが中心になりました。その上で
文化放送(1134MHz)より上の
周波数は入りづらくて、聞ける
放送局はNHKラジオ、TBSラジオ、
文化放送辺りに絞られていたん
ですよね。ニッポン放送はほぼ
入らなかった
ので、ANN(オール
ナイトニッポン)を聴く文化に
ならなかったのが俺の特徴とも
言えようか。

当時はプロ野球中継はあんま
ラジオでは聞いてなくて、専ら
ラジオバラエティを中心に
聴いてたんだけど、QR(文化)
ってアニラジの文化じゃない
ですか。正直俺はそういう流れに
ハマんなくて、結果として
聴く局がTBSに偏っていきました。
QRを聞くのは音楽系、例えば
「フライデーカウントダウン」とか、
あとは深夜帯に「カモン・
ファンキーリップス」
って
番組がやってたんだけど、その
水曜がWコージ(今田・東野)で、
その時間帯ぐらいかな。あとは
専らTBSでしたね。

ちょっと長くなったんで前後半に
分けます。今回はここまで。

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