中間子の進路

今、目の前で
真ん中は模試を受けている。
本来なら会場に行ってやる模試なのだがコロナの影響で今回は自宅でやっている。

高校を決める時、長男はとにかく勉強が嫌いだったので普通科に行っても絶対学校を辞めてしまいそうだし就職希望なので手に職をつける方が良いのではないかと工業系の学校に行っている。

末っ子は中学に上がる時、どうしても習っているスポーツをもっとやりたく、学区の公立だと選手登録はできても部活としてはないので本人のやる気を確認して外部の中学に行っている。

2人とも学校見学の時に「ここだ!!」と本人も親も思えたので迷いはなかった。
自分のやりたい事、選択したものに沿った学校なので楽しそうに通っている。

中間子はとにかく迷いやすい。
要領はダントツいいが、うちのは主軸が細い。
やりたい事がない。
基本主張が弱い。というか、「何がしたい、どうしたい」を見失っているようにも見える。

高校に上がるまでにそこそこ決まっている人なんてほんのひと握りなのは理解しているつもりだ。
だが上と下がはっきりと色が出ていた分、私から見た真ん中は薄くて薄くて限りなく透明だ。

これから先何がしたい、どうしたい。
それを見つけに高校に行く。
短い夏休みに見学や説明会に行って、さらに迷って本人が決めなくてはならない。
上下2人の時に感じた「ここだ!!」を感じさせたい。

好きなことをさせてやりたいが、空気を読みやすい分本人も無意識のうちに気を使われてしまうかもしれない。それだけは絶対に避けたい。

そんな事を思う理科終了5分前。

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