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41歳。普通自動二輪に挑戦~プロローグ~


もう2度と通いたくないと思っていた教習所にまさかの20年越しでまた通うことにしました。教習中、今からでもATに変更できるよ?と教官に云われたり、合宿だったのでホームシックになったり、教習所から出る前に検定中止になり(出口が緩いスロープになっていたのでアクセルを踏み込んだら車が来てて補助ブレーキ踏まれた)荷物を背負ってまた寮に逆戻りしたり···6:4で僅かにだけど辛いことの方が多かった普通運転免許の合宿。免許を取った喜びよりも解放された喜びの方が遥かに大きかった。

それなのにまた通う笑。
普通自動二輪のまた懲りずにMTで笑。
あんなに泣かされたMTで笑。
とりあえずの目標は雪が降る前に卒検合格。私自身もバイクに興味が出るとは思わなかった。今はもうとにかくワクワクしている。不安と興奮が入り交じって浮わついてるこの感情は本当に久し振り。

時々暴走するやる気スイッチが連打で入ってしまったみたいで実は入校する2週間ほど前にリトルカブを購入したのです。キッカケは死ぬほどミーハー。同僚がライダーで250に乗っているのですが咥えタバコで眉間に皺を寄せながらバイクを取り回ししてる姿に一目惚れしたから。ここで注意したいのは同僚に惚れたのではなく「バイクを取り回しする光景」に胸を撃ち抜かれたというとこ。バイク格好ぇぇ!!!!!でもギアチェンが必要な乗り物なんて到底無理···見栄っ張りだから原付は学生っぽくて嫌だな···そうだカブならイケるのでは?という思考から爆速スイッチオン。社畜で軍資金もあったことから「思い立ったが吉日」とバイク屋さんに駆け込んだのでした。お盆前で納車まで多少時間がかかるかもということで納車を心待ちにしながらYouTubeでイメトレをする日々が続くなかでまたスイッチオン。関連動画のモトブログを観ている内にどんどん興味が湧いてしまいカブ納車前にCB400SFに浮気することになるのです。

後から気づいたのですが入校したのは謀らずも8月19日で819、そうバイクの日。カブを購入した時にバイク屋さんにも散々云われた「ご縁」という言葉。もしかしたら私は今 とにかく二輪車にご縁があるのかも。それならきっと思ったより事が上手く進むかも。そう期待しまくっています。

ちなみに私は松重豊さんの大ファン。
チャリティーオークションなどでもしも松重豊様と1日デート出来る権利が出品されたら即金で30万円は出せる!!!!!!!と常日頃豪語していた松重基金はカブの購入資金、教習所の入学資金、その他保険やヘルメット、グローブなどの装備品購入で消えました。

さよなら······松重豊さん。

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