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モノクロ写真の楽しさを感じた

ふと、急にモノクロ写真が取りたくなった。
僕は今まで彩度が高い鮮やかな写真が好きだった。

けれど、ある日、WEBデザインを考えていて、配色を考えていたときに思ったことがある。
それは「白と黒のみのモノトーンが、シンプルでとても好きだ」ということだ。

もともと僕はちょっとミニマリスト的な考えだったり、禅的な思想がある。

そうであるならば、写真も色を強くするのではなくて、極限まで色を減らしてみたらどうなのだろうか。
そう思ってカメラを手にでかけてみた。

これが今回撮った中で一番お気に入りだ。
金沢城公園の近くで取ったのだが、空の模様と反射がとても好きだ。

一方でちょっと失敗だったと思うのはこれ。
あえて色が鮮やかな花たちを白黒にしてみたのだが、これだと花の魅力が失われてしまった。
モノクロは単色の対象に対してこそ真価を発揮するということだろうか。

最後にこれ。
金沢市にある四高記念館という場所で撮った。
レンガ造りの感じ、そして小道の雰囲気を撮りたかった。
雰囲気の感じはモノクロによってだいぶ増されているのはないかと思う。

モノクロ写真は色を気にしなくて良い分、構図や線、雰囲気を切り取っているような感覚があって楽しかった。

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