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上司は部下を殺せる

[3/18更新]画像がこわすぎたのでかえました。

サラリーマンにとって上司は、一緒に仕事をしているそのほんのひと時を大きく左右する存在であることは言うまでもありません。

私は、入社式で、肩書きがかなり上の、なんだかとてもお茶目で可愛らしい役員の祝辞の挨拶を、今になって思い出し、その意味を理解しました。

その人は言いました。

「嫌な上司は必ず異動する」

入社式でなんでこんなことを言うのだろうと、その時は、面白い人だなくらいにしか思いませんでしたが、今ははっきりと、その言葉の意味がわかります。

そして、多くの人が合わない上司に神経をすり減らしているという事も。

多くの上司は一回りか、それ以上歳が離れているので、部下がどんなに上司の非を指摘しても多くの場合は手遅れで、もう直りません。

職場環境と社会はどんどん変化しているのに、それを牛耳る上司が一番変わりません。

私の会社では年に1回異動の時期が決まっており、多くの社員が全国を転々と転勤させられます。

だから、どんなにキツい上司にあたっても、多くの社員が「ハイ」「ハイ」と半ば諦め、じっと異動の時期を待ちます。

私はこんな職場の環境がバカバカしくてバカバカしくて、「変わらない上司」に対してもそれはおかしいのではないですか、と言ってしまいます。

そうすると、その2〜3倍の返り討ちパンチを浴びることになります。

多くの人が「変わらない上司」は「変わらない」と理解し、大人の(?)対応をするので、必然的に職場では、何故か私ばかりが怒られているように見えてきます。

実際めっちゃ怒られています。

ドMの私でも、一人だけ怒られ続けると、流石に辛くなる時があります。

「自分は大人になりきれていないんだろうか。」

「面倒くさい部下なのだろうか。」

次第にバカバカしさも溢れきって、「もう何もするまい」と思います。

この時、私は自分が死んだと思いました。

上司は部下を殺せる。精神的に、下手をすると肉体的にも。

ただ、こんなバカバカしい上司に肉体まで殺されるのはそれこそ馬鹿げているのでそんなことはしません。

でも、肉体的には生きているけど、「死んでいるサラリーマン」って

世の中にどれくらいいるんだろう・・・。

ムダlica

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