今日から、『しりとり散文集』を始めます。
お久しぶりです。雨宮 大和です。突然ですが、今日から、『しりとり散文集』を始めます。
ちなみに、散文集というのは、短い文章の寄せ集めのことで、主に短いエッセイや小説を詰め込んだ缶詰のようなものです。
「しりとり散文集」では、毎回しりとりの要領で、リレー形式でお題を選んでいきます。例えば、昨日のお題が「りんご」なら、今日は「ゴリラ」、明日は「ラッパ」のように、エッセイや小説のテーマがしりとりになっています。
noteを書いていると、何を書いたらいいのか分からなくなるときがあります。誰かの記事を読んでいて文章を書きたい衝動に駆られるけれど、書きたいテーマが見つからずに悶々とするのです。そんな日々をずっと過ごしていました。
noteはうまくできています。
note社のミッションである「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」という文言にもあるように、noteは僕たちに創作欲を掻き立てます。きっと、そこには何か秘密があるはず。そう思ってすぐにパソコンを開き、noteのホーム画面を凝視していると、答えはあっという間に見つかりました。
画面の右端にある募集中のお題。
僕たちは、真っ白なキャンバスに何かをいきなり書くことなんてできません。いつも決まってキッカケが必要です。そのきっかけをくれるのがnoteのお題だったのです。
ゴールデンウィーク休みのあいだ、ソファーに寝そべってそんなことを考えていました。どんなお題に決めて、文章を書いていこうかと。そんなとき、あるキーワードが脳裏に浮かびました。
「しりとり」
それからまもなくして、そのキーワードは「しりとり散文集」という文言に変化しました。それはきっと、江國香織さんの散文集『物語のなかとそと』が手元にあったからなのだと思います。
そんなわけで、noteで『しりとり散文集』という企画を始めることにしたのです。
お題が「しりとり」だからこそテーマはある程度決まってくるわけで、文章を書いている人間にとってこんなに楽なことはありません。また、しりとりだからこそ、「次に、このテーマを書かないといけない」というようなプレッシャーもないわけで、ある程度自由にテーマを決めることもできます。
そして何より、読者の皆さんも「次はどんなテーマでnoteを書いてくるんだろう?」というワクワクした気持ちでいられるのです。個人的には、そうだと嬉しい。
不定期更新です。
もちろん更新は毎日できるのがベストですが、これまでの僕のnoteでの活動を振り返ると、不定期の方が良さそうです。なので時間がある時に更新していきます。
毎日更新のときもあるだろうし、1週間空くときも、1ヶ月空くときもあるかもしれません。けれど、『しりとり散文集』はつづけていきたいと思います。
あと、noteを書いている方のなかで『しりとり散文集』をやってみたいと思った方がいたら、どしどしパクってください。僕と同じようにハッシュタグで「#しりとり散文集」を付けてもらうと、たまに読みにいきます。
あまみや やまと
最初のお題は、「あまみや やまと」です。下のリンクからご覧下さい。
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