10年以上も前、僕が小学生のころ、「トリビアの泉」というテレビ番組が流行っていた。トリビアというは、「雑学」という意味で、番組では視聴者から些細な雑学を募って、出演者たちが品評していく。そんな番組だった。 僕はその番組が好きで、家族みんなでよく見ていた。雑学には「へぇ」と呼ばれるポイントが付与されて、出演者たちは「へぇボタン」を押して品評していく。一人20へぇまで持っているから、5人の出演者全員が20へぇを出せば、最高で100へぇになる。 雑学は誰でも応募できた。1
noteを登録して4年が経ったみたいです。 最近、忙しくてなかなか投稿できていないですが、落ち着いたら再開しようと思います。
最近、朗読動画を作った。 朗読動画というのは、紙芝居のようなもので、絵と声で物語を楽しむ作品だと思ってほしい。 これは、「note創作大賞2023」に応募するために作った。昨年の創作大賞では落選してしまったので、今年はなんとか選ばれたいと思って朗読動画という珍しいものにチャレンジした。 朗読は以前から配信していた。 初めは著作権フリーの絵を画面に表示させて朗読をするチープなものだったが、それでは再生されないことに気づいて、朗読メインに変えた。リップのノイズは編集画面
映画を初めて観た日のことは、いまでも覚えている。たしか僕が小学1年生のときだったと思う。昼間に、母と祖母と叔母の4人で「ゴジラシリーズ」を観に行った。いま振り返ってみると、それがどんな映画だったのか、ほとんど思い出せない。 近所にあった小さな映画館だったので、スクリーンもそれほど大きくはなかった。けれど、テレビとは比べものにならないほど大きな画面を生まれて初めて見た僕は、本当にビックリした。 僕は、ふかふかの椅子に腰をかけ、美味しいジュースやフライドポテトを食べなが
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ある日の夕方、近所を散歩していると、見慣れないお店を見つけた。そこは、赤いレンガ造りの外観をしていた。看板には「ありがとうカフェ」とだけ書かれている。 店の前の庭には、見たことのない花がいくつか咲いていた。それは、五つの花弁のついた白くて小さな花だった。何の花だろう。小さな花は「こちらへおいで」と、手招きをしているような気がした。僕は吸い込まれるように、花に近づいていく。気づいたときには、僕の顔は花壇を見下ろしていた。ジャスミンのような甘い香りがした。 顔を上げると
前回から始まった『しりとり散文集』。 第2回にしてかなり苦戦している。もっとスラスラと書きたいテーマが思いつくと踏んでいたのだが、そう簡単ではないらしい。 前回の記事の最後に、「次回は3日後かもしれないし、1週間後かもしれない」と保険を入れておいて本当に良かった。おかげでゆっくり考えることができそうだ。 さて、前回のタイトルが「あまみや やまと」だったので、今回のタイトルは「と」から始まる。実際、「と」から始まる言葉なんて山ほどあるが、興味をそそられるタイトルに僕は
僕が「あまみや やまと」になったのは、2021年の5月だ。noteを始めておよそ14ヶ月が経ったある日のことだった。 それ以前はというと、主に英語学習に関する記事を投稿していた。何度か休止期間を経験しながらも、基本的には毎日投稿をつづけていた。 そんな僕のnoteの記念すべき第1回は、2020年の4月1日。エイプリルフールの日の嘘のような本当の話だ。初投稿記事『エイプリルフールってウソをついていいの?」は、初めてネットに投稿した記事だった。 部屋にこもって10時
お久しぶりです。雨宮 大和です。突然ですが、今日から、『しりとり散文集』を始めます。 ちなみに、散文集というのは、短い文章の寄せ集めのことで、主に短いエッセイや小説を詰め込んだ缶詰のようなものです。 「しりとり散文集」では、毎回しりとりの要領で、リレー形式でお題を選んでいきます。例えば、昨日のお題が「りんご」なら、今日は「ゴリラ」、明日は「ラッパ」のように、エッセイや小説のテーマがしりとりになっています。 noteを書いていると、何を書いたらいいのか分からなくな
高校生の頃の話です。 僕は、修学旅行で初めて海外へ行きました。場所は、イギリス。大英博物館に行ったり、現地の学校を訪問したりしました。 当時、僕は英語が一番得意な教科でした。 でも、人前で英語を話したことはありませんし、リスニング力も低かったと思います。だから、イギリス人と英語で話すのは大変でした。ゆっくり話してもらうのですが、それでも聞き取れませんでした。 印象的だったのは、イギリスの現地校への訪問でした。簡単な算数を習ったり、理科の授業でスライムを作ったりしま
2023年になりました。 時が過ぎるのは、本当に早いです。僕はこの1ヶ月、体調の悪さに悩まされていました。喘息の症状が出て、それからしばらく経って良くなったと思ったら、コロナに罹ってしまいました。 そして今、やっと体調が本調子に戻ってきました。(たまに、目眩のような症状が出ますが、じきに治ると思います。) なので、note投稿を再開したいと思います。 2023年の新しい挑戦 さて、今年は新しい挑戦をしたいと考えています。2023年は、そういう年にしたいのです。
昨日、noteの街を探索していると、とても興味深い記事を見つけた。 主婦のシキさんのnote記事だ。 シキさんは、たまたま雑貨屋で購入したカレンダーをきっかけに、ある作家さんの存在を知る。その作家さんのファンになったという話を書いている。 それが、イラストレーターの日下明さんだ。 いつも僕のnoteを読んでいる人なら分かるかもしれない。僕もこういう絵がたまらなく好きだ。 もちろん、全部見たわけではないけれど、日下さんの絵の多くは、夜の静寂につつまれている
僕が住んでいるのは、創作の街 note 。 そこには色々な人が住んでいて、住民はみな「クリエイター」と呼ばれている。 住民たちは、日々発信をつづけている。 自分の身の回りで起こった些細なことを綴ったり、オリジナルの音楽を発表したり、大好きなものについて熱弁したりしている。他にも、みんなが気になる耳寄りな情報を届けたり、物語を創作している者もいる。 そんな創作の街 note に初めて足を踏み入れたのは、今から2年半くらい前のことだ。きっかけは、ネット番組でnoteが紹
今回は、縦書きの文章を投稿します。 おそらく、この記事を読んでいる方々は、タイトルを見て驚いたことでしょう。 もちろん、noteには縦書きで投稿する機能はついていません。けれど、縦書きで文章を投稿する方法はあります。 きっかけは、イラストレーターのミムコさんの記事を読んだことでした。 ミムコさんは縦スク文庫という企画をされています。「縦スク文庫」というのはミムコさんの造語で、次のように説明されています。 今回の記事では、過去に書いた僕の小説『未来人』を縦スク
先日、「文章を書くこと」と「言葉を話すこと」の関係性について記事を書きました。 多くの人に読んで頂けたみたいで、最近書いた記事のなかでも、かなりの人気記事となっています。 記事では、自分自身の経験を例に挙げながら、「文章が変われば、話し方も変わる。話し方が変われば、文章も変わる」という話を書きました。 実はその文章を書きながら、もう一つ大切なことを考えていました。それは、文章を「書くこと」と「読むこと」の関係性についてです。 今回の記事では、それについて深掘
noteを書き始めてから、2年と7ヶ月が経ちました。もうこんなにも経ったのかと、時間の流れの早さを実感している今日この頃です。 最近、改めて初投稿記事を読んでみました。 初投稿記事『エイプリルフールってウソついていいの?』では、嘘とジョークは違うという話を書きました。 記事では、まずエイプリルフールの歴史を語り、それからエイプリルフールにまつわる英語表現を紹介し、最後に結論を述べています。 今考えると、明らかに構成が雑です。 エイプリルフールの歴史はまだ良い