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最近何をしていたか



おばあちゃんが復活しはじめた。

余命宣告を楽々クリア。
一度はあれほど痩せてしまっていたのに、病院の先生にも言われる。
「体つきも...容貌も…、戻って…きましたね…?」
レンタルを頼んだ歩行器も返すことになった。
そして、トイレはいつまでもしっかりしている母がついにおむつをつけ、便の始末が大変だったのだが…。
トイレで自力排便、それもまた復活。
筋力が戻ったのが原因なのか?本当にどういうことなのだろう。

要は、母はコロナで閉じ込められているのがいやだったので、体を張って抗議したということだ。

わかっている。
あの人は、私に会えないような生活を続けるぐらいなら死んだほうがましなのだ。


下の子は地味にずっと俳句を詠んでくれているのだが、UPする暇がなかった。

ここのところ、1日も欠かさず児童書ブログを更新し続けていたのは、半分、おばあちゃんの命に願掛けのような意味もあった。
世界の平和を祈って「木かげの家の小人たち」のアイリスはリボンを編み続ける。どこまでも長く、口をきかずに、決意を込めて。

しかし、まさかこんな脅威の回復力を見せるとは。

知り合いのお父さんも、80代で癌の余命宣告を受けたが、10年生きたとの話を聞いた。
人の生命力はわからない!
誰にもわからない。

今は逆に、私の方が母よりも先に死にそうな気がしてる。

あっという間だから!毎日あっという間に過ぎていくから。
それはもう、ものすごいスピードだから。


その他

Kindle 読み上げにハマっている。
Bluetoothイヤホンを片耳だけつけて、歯医者で「密林の語り部」「ゴリオ爺さん」「巨匠とマルガリータ」再読。
これ、すごくいい!
機械ボイスも、それほど気にならなくなった。

逆にオーディオブックの方が、「その解釈は私のと違う」と思って気になってしまって、続けられない。
無個性な機械ボイス(しかも読み仮名をよく間違う)は、「ああ~、本当にお馬鹿さんね」という風に生暖かく見守れる。(見守れる…じゃないから聞き守れる?)

これのおかげでずいぶん、気持ちが楽になった。
いつか記事にまとめたい。

今日はまたリハビリ投稿です。



おわり。





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