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おすすめフランス文学



唐突ですが、おすすめフランス文学は?とのフォロワーさんのツイートをみかけて衝動的にメモったものです。



「ローランの歌」
シャルルマーニュ大帝のお話。大河ドラマ。

ラブレー「ガルガンチュワとパンタグリュエル」
しもねたいっぱい。うんこ系。お酒飲みすぎで下がゆるい。

「きつね物語」
驚くほどえっち。節操なし。

この三つは創元社の少年少女文学全集で読んだ。
今思えばこの全集、世界の名作をほぼ網羅していて訳もすばらしく違和感がないという、おそろしいほどの名著。
この全集から、筑摩書房の世界文学大系へすんなりスライドできたのが古典好きのはじまり。


「シラノ・ド・ベルジュラック」
戯曲。ドラマチック。映画から入るのもオススメ。

デュマ父子
「三銃士」「モンテ・クリスト」「王妃マルゴ」などなど
父の作品も子供の作品もすべてハズレなしという驚異の親子。

アン・ゴロン「アンジェリク」
少女漫画にもなった。中身も少女漫画。

ユーゴー「レ・ミゼラブル(あゝ無情)」「ノートルダム・ド・パリ」
長いが面白い、ストーリーで読ませる

バルザック「ふくろう党」
敵同士の恋。ガンダム。全員モビルスーツに乗って戦ってると想像しても違和感がないぐらいガンダム。
「従姉ベット」醜女と美女の悪女タッグ物語。

ジッド「田園交響楽」
そもそもジッドはちょっとゲイっぼい。繊細で美しい世界。(この作品はヘテロです)

ジロドゥ「 トロイア戦争は起こらない」
戯曲。ギリシャもの。喜劇仕立てで読みやすい。

サガン「悲しみよこんにちは」
ぐっと現代ものっぽい。

ゾラ「ナナ」
金色の蝿。「居酒屋」より「ナナ」の方が個人的に好み。

モーパッサン「女の一生」

スタンダール「赤と黒」

フィリップ・ジャン「ベティ・ブルー」
映画は名作。小説は大甘・甘甘恋愛。ちょっと(かなり)ハルキっぽい。

マルグリット・デュラス「ヒロシマ・モナムール」「愛人(ラマン)」

プルースト「失われた時を求めて」
文学的内省的哲学的。

バタイユ「青空」
前衛的。

カミュ「カリギュラ」
戯曲。「異邦人」や「ペスト」よりこちら推し。腐注意。
これを高校時代に腐っている友人に貸して沼にハマらせた経験あり。(そんな情報いらない…)

サン=テグジュペリ「夜間飛行」
星の王子さまだけじゃない。



ジューヌヴェルヌが入っていないような気がするけど力尽きた。



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