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PTAの負の連鎖

昨年度は娘の中学校のPTAで委員長。
今年度は息子の子供会の会長。
2年連続で面倒な役回りをこなしている。

やってみて思うのは、小さい規模でも一応完成された組織の運用に関わるのは楽しい。
やりがいもある。
けれど、とにかく無駄と面倒が多い。

去年やったPTAの委員会では、これは何のために使う名簿なの?っていう名簿作りが行われていて、紐解いたら『以前はこれを元に◯◯を開催していたけど、今はその必要もなくなった』ものだった。
それを毎年引き継いで作っているのだと。

?????

なんで?

もしかしたら他にも必要なのかもな~と思い、引き継ぎで聞いていた期限も早かったので、とりあえず各委員さんに担当地区分を作ってもらったけど、委員長の役目に慣れてきた頃に執行部や学校に確認をした結果、完全に必要なくて今後も要らないだろうという結論に。
なので次年度から廃止することにした。
他にも運動会の地区テントの設営を廃止。
コロナ禍を経て競技時間も短縮されたままだし、小学校の運動会みたいにジジババが見に来るわけでもなし、保護者のためのテントはいらないよね。

この一連の流れのためにPTA執行部や学校との確認作業があり、何度か委員会内の話し合いがあり…と通常業務にプラスして仕事が発生するのが、超~面倒くさい。
何故ならそもそもやらなくて済むならやりたくないのがPTA役員なのだ。
じゃんけんやくじ引きで渋々引き受けたのに、余計な仕事を増やしたくないというのがある。
だから、わかりやすい問題点も改善しないまま『来年』にそのまま引き継いでいく。


意味の無い仕事が引き継がれていく原因は、
やり過ごすことで自分が役員の間に余計な仕事を増やさないためなのよね。

でも結局そのせいで余計な仕事だらけになっている…
アホみたいな負の連鎖。

誰かがやらねば!
だけど、自分がやるか?って考えたら損しかない。
だって来年はもう自分は役員しなくて済むんだもんね。

私が損取りをやったのは、仕事を減らすことで次年度役員の立候補者を増やすため。
各地区の役員が必要な委員会だったので、立候補者がいないとくじ引きやら何やら面倒くさ過ぎるので、頑張ったのさ♪
おかげで次年度役員は各地区ともスムーズに決まり、『名簿作り無くしてくれてありがとう~』って言われた。
やって良かったと思うけど、こういう見直し事業をする役員を他に作って1〜2年で大改革して欲しいのが本音。

PTAのいらない仕事の作り出し方も見えたし、改革のやり甲斐は多いにありそう。
ただ、あの労力をタダで引き受けるには気力も体力も下降線のアラフィフには無理だわ。
あと私は自分の為が絡まないとヤル気も起きない。
なので、下の子がいてまたPTA役員が回ってくる…って人達が頑張ったらいいわ。


今年度の子供会も色々あるけど、一緒にやっている役員さん達がみんな私と同じようなテンションで助かる。
子供達には楽しんでもらう!
でも大人達の理不尽な部分は踏襲しない。
そのために町の子供会連合と今度やり合う予定。

頑張ろー!


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