美味しい甘夏

わたしの心が動いたときに書く

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最近の記事

多分、寂しいという感情が消えた

婚約破棄を経て、ふたりで住んでた家に、家具も相手の物も一緒に買った物もすべてそのまま住んでいるんですが、何も感じません。 今までの失恋、ふたりで過ごした部屋が辛い、一緒に買ったものが辛い、など思ってきた人生だったはずの私が。 その辛いって、多分、思い出しちゃって寂しくなるからだったんだろうなと思います。 これまでの恋愛のはじまりも、寂しいから、一緒にいてほしくてはじまってた。 元々ひとりは好きなんだけども、どうしようもない寂しさを抱えてた気がします。 この数年、婚約

    • 婚約破棄

      になりました。 人って変わるんですね。 そして変わったことに気付かない。 私はね、自分が変だと自覚しております、 ものすごい楽観的で基本どうでもいいスタンスで生きているわけですが、思考回路が変ですからね、一緒にいて楽だと思ってくれる人と、なんだこいつと思う人がいますよね。 大事だと思った人が後者だと、どうにかまともになろうと思ったりするんですよ。意外と。 過去の経験から、やっぱり、嫌われたくないって気持ち、出ちゃいますよね。そういう人間も多いですよね。 でもやっぱ、根

      • 「未来の選択肢を増やすために勉強するの。」の呪い

        小学校。 「九九できなかったら三年生になれないよ!」 「勉強は何のためにするの?」 「未来の選択肢を増やすためだよ。」 いい高校に入って、いい大学に入って、いい会社に勤める。それが親の求める道だった。 親に言われて、生徒会も毎年立候補した。人前に出るのなんて嫌いだったけど、頑張って選挙活動もした。 中学校でも、高校入試の内申点のために、勉強はもちろん、先生と仲良くならないといい成績をつけてくれない先生にも、頑張って媚びた。 でも、つまらない。なりたい職業もない。いい高校

        • 死ねない理由にするために借金を作った話

          もう人生は終わり。でも本当に死んでいいのかな。 借金作って遊び呆けてみようか。 楽しかった思い出と借金があれば、気持ち的にも、物理的にも、死ねないって思うんじゃないかな? 家に帰れば毒親、学校に行けばいじめ。 辛かったけど、あのころは思考というか思いやりが育っていなかったから、「自分が正しいのに!」という気持ちでいっぱいで、正直メチャクチャ辛かったわけじゃない。 親にも友達にも認められないことが悔しかった。 自分を認めない、この場所が悪い。 そう思って、高校を中退しようと

        多分、寂しいという感情が消えた

          ハンターハンターを観て考えた「家族」と「居場所」

          ハンターハンターを読んだことはありますか?子どもの話だし、どうせ明るい単純な話なんだろ、と思ってましたが、深かったです。とても。 きっかけはオリラジのあっちゃんのYouTubeで紹介されていたからで、何の気なしにアニメを観たら、ばちぼこにハマりました。 私はアニメや漫画をみると、寝ても覚めてもそのことばかり考えてしまうタイプです。 そんな私が常に考えてしまうのは、主人公である12歳の「ゴン」が、父を探す旅の途中で出会う同い年の少年、「キルア」との関係性です。 「家族と

          ハンターハンターを観て考えた「家族」と「居場所」

          昆布締めのシメサバ

          付き合って半年、 初めてのバレンタインで、 彼は何故か、私にバレンタインをくれた。 リボンも、ペーパーもない。 それは立派な発砲スチロールだった。 普通のシメサバ。 確か味噌味のシメサバ。 そして、昆布締めのシメサバ。 なんで? 私がチョコをあげる日だから、 私の脳内BGMはチョコレートディスコでしたが? 脳内でチョコレートディスコを踊るPerfume様は もうみんなシメサバの顔になっていた。 邪念は置いといて、 半年私をみてきた彼は、私のこと、 チョコレートより

          昆布締めのシメサバ

          母の愛が欲しい、という違和感

          私はいわゆる毒親、とやらに育てられたと思う。 完璧でないと愛されない、という価値観。 思春期から最近まで、恨むことも多かった。 同時に、本当は毒親じゃないのでは?と 母親を悪者にしたくないと思う自分もいた。 「毒親」、なんて見た目の悪い言葉。 被害者意識が過ぎるだけなのか、 本当に客観的にそうなのか、 判断できる基準はどこなのか? ネットには、「毒親」やら「親ガチャ」やら 「親は必ず子を愛す」、「子は親の味方」、 なんかもういろいろありすぎてうんざり。 それでも

          母の愛が欲しい、という違和感

          鼻の低い私がコロナ禍で気付いたこと

          紙マスク、上下逆のほうが鼻にフィットする

          鼻の低い私がコロナ禍で気付いたこと

          たまごっちが死なずに消えた話

          10/30、 育てていたたまごっちが、死なずに消えました 会えなくなりました 年齢はカンストして、 多分120歳くらいだったけど 99歳で止まっていました 120日、毎日お世話をしていた子に 突然会えなくなりました ハニーローズティーとなのはなパスタが好きでした 嬉しそうな顔が、嬉しかったです でも、ハニートーストも絶対好きなはずで 他のおやつよりも、感情のバー増えるのに 絶対嬉しそうな顔をしない、ツンデレな子でした LINEクイックゲーム内の、 LINEで発見!!

          たまごっちが死なずに消えた話

          flumpoolファンとして、三浦春馬さんの訃報で感じた想い

          2020年7月18日、私は仕事でした。 音楽の日という番組で、 久しぶりにflumpoolが歌う姿が見れる。 仕事だけれど、そのことがとても楽しみで、 タイムテーブルを見ると 16:00頃、 flumpool「君に届け」を沖縄で生中継。 君に届け、か。 懐かしいなあ。そう思っていた。 2008年、小学生だった。 習い事終わりの弟を迎えに行く母の車で、 「花になれ」を聞いた。 人生初めての、音楽に衝撃を受けた日。 この歌は誰だ、とすぐCDを見た。 flumpoolだ

          flumpoolファンとして、三浦春馬さんの訃報で感じた想い

          甘夏は美味しい

          と、私は思います 私にとっては当たり前だけど 隣の部屋の人にとっては初めての知識かもしれない さらに隣の部屋の人にとっては美味しくないかも 自分の当たり前は他人の常識じゃあない だからといって発言しない、もちがう 矛盾蔓延る現代で どうやって声をあげたらよいのでしょう? 人が人を大切にできないのなら 私が私を幸せにするしかないのでしょうか? それでも私には 大切な友人などたくさんいます その友人にも大切な存在があります その大切な存在にもまた同様 私を幸せにす

          甘夏は美味しい