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不思議!オランダ-幸せの国から【配偶者 II:ビジネスパーティー編

おはようございます。
あまりこです。
オランダはピンク色のマグノリア(だいさんぼく)が散り始め、黄色ラッパ水仙が、小川のそばに、いっぱい咲いています。

欧米で仕事をすると、仕事関係や取引先でも、配偶者と一緒のビジネスパーティー、ビジネスディナーがあたりまえですね。
オランダ語で、「配偶者」のことを「echtgenoot(エヘトヘノート)」といいます。
先日もやってしまった、よくある私の失敗談!
とある配偶者同伴のビジネスパーティーのときですが、年配のオランダ人のおえらいさんが、20歳台くらいの若く美しい女性を連れていらしたときです。娘さんがいるというのは、きいていたので、「お父様にいつもお世話になっています」というと、苦笑されてしまいました。「夫がお世話になっております。」挨拶されてしまいました。奥様で、新婚ホヤホヤだったり。
別のオランダ人のおえらいさんにも、「(娘さん)目元がそっくりですね」というと、「いえいえ、妻なんですよ」と苦笑されたことも・・(冷汗)皆さん、心豊かで、寛容な方々なので、許していただいているようです。

若いころは、仕事に忙しくて、結婚どころではなく、年をとって、ようやく生涯の伴侶に出会えた・・という方もいらっしゃいます。子供を産んで育てて、長年世話になった糟糠の元妻、糟粕の元妻と離婚して、若い20歳の妻とめでたく再婚という方もいます(という、お話もしてくれました)。昔の米語のスラングでは「Trophy wife」だったように記憶していますが、失礼なスラングなので、使わないように気をつけたいですね。
日本でもオランダでも、離婚するカップルは3組に1組で、ほぼ同じくらい。自分が安月給や貧乏な頃に、ずっと支えてくれた糟糠の妻を捨てて、20歳の若い女性と再婚する・・日本の方も多いんでしょうが、オランダ人男性の方が、圧倒的にオープンな気がします・・!
生物学的に、男性は60歳台とか、70歳台でも、お子さんに恵まれる方もいるんでしょうが、女性では難しいですよね。生物学的な本能でいうと、なるべく若い女性を選んだ方が、子孫を残す可能性が高くなります。一方、女性は、どんなに若くて、体力があり、高給取りでバリバリ仕事ができる女性でも、妊娠・出産前後は、不確実性が高いです。いろんな不確実性や問題があっても、お金で解決できる能力が高い男性と結婚していれば、お金の問題は、心配しなくていいですよね。少なくとも、ストレスがやや軽減。若いうちに、お金の問題を解決できる男性と結婚することは生物学的に、経済的に正しいといえば、とても正しい・・・タイトルに「不思議!」なんてかいちゃったけど、不思議でもなんでもないかも・・・

よそんちのことなんで、私は全く、気にしないのですが・・もちろん、自分ちだったら、心が動揺してしまいます・・・!
もしかすると、日本でもすでにそうかもしれませんね・・・

不思議で、ちょっとヘン?かなりヘン?だけど、でも正しい??~日本の遠くて近い未来をみているようなオランダ。
そんな不思議で面白い、でもなぜだか、ほっこり、まったりのオランダのお話とエッセーを、またご紹介しますね。
みなさま、明日も元気で幸せな日でありますように。
ではでは、おやすみなさい~
あまりこ

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