不倫

不思議!オランダ-幸せの国から【不倫も超オープン?世界に叫ぶ】

みなさま、令和元年も、よろしくお願いします。
10連休もあっという間に、おわっちゃいましたね。
オランダは摂氏8度から10度で、やや肌寒いです~

今回は、ちょっとやそっとのことでは、カルチャーショックを受けない私が、ガンガン受けた話。

オランダ人は自分が正しいと「世界に向かって叫ぶ」、オランダ人の国民性の一つである「セカサケ」のコラムです。

オランダを理解するキーワードの一つが「寛容性」。
そして、「オープン」、「ディスクロージャー」です。
オランダの家をみると、家はとても小さいけれど、
窓のガラスはとても大きく、ピカピカに磨かれています。
そして、はっきりと外から室内を見ることができます。

最初は、びっくりして
「オランダ人はなぜ、カーテンを閉めないのだろう?」
と不思議に思います。
徹底的に、オープンにすることによって、
「私は正しいことをしている!」
「私は恥じていない!」

オランダ人は、世界に向かって自己主張を繰り返しているようです。
オランダ人は、世界に向かって叫んでいるようです。
このオランダの国民性を、私は「セカサケ」と命名しています。

仕事で知り合った弁護士Aさんの話です。
彼女は、ブロンド美人で、仕事も超優秀です。

37歳か38歳で、めでたく第一子に恵まれました。
私は、オランダで子供に恵まれて、真っ先にしたことが、
1)保育園の登録
2)小学校の登録
この上記2点でした!
保育園の登録は、日本でも同じだと思います。
いわゆる「保活」です。
でもまさか、小学校まで!
普通のオランダの公立の小学校でも、
どこもいっぱいなので、妊娠、そして12週目を過ぎると、
小学校の情報収集と登録を始めます。
2歳から始まる「peuterspeelzaal(パウタースペールザ―ル)」というプレ幼稚園もある小学校は、特に人気があります。

なので、Aさんにも、保育園と小学校の登録を薦めました。
Aさん「大丈夫。私の『vriend(彼氏)』の奥さんが、全部手続きしているから」
このとき、オランダ語を習い始めたばかりだったので、「私のvriend」というのが、米語の「boy friend」の意味と同じ、「彼氏」、「恋人」というのは、知っていました。
(ん?「彼氏の奥さん」??)
当時は、自分のオランダ語に、自信がなかったので、念のため、彼女の上司にそれとなく確認をしました。私のオランダは下手なので、誤解があるといけまえんから~~とやんわりと。
Aさんの上司「そうそう、彼氏の奥さんが、保育園と小学校を登録しているから、大丈夫だよ」
私「Aさんは、不倫している彼氏の奥様に、彼女の子供のために保育園と小学校の登録をさせているんですか~~~~~~!!」
人間ができていない私は、ついうっかり叫びまくったように記憶しています・・・(冷汗)

Aさんの上司や同僚達「そうそう。Aさんの彼氏は結婚しているんだけど、もちろん、彼は離婚する予定はないし」
Aさんの上司や同僚達「Aさんの彼氏は、奥さんとの間に4人くらい子供がいるから、保育園や小学校の登録になれているんだって」

私は、自分自身は、リベラルだと信じていますし、世界では多種多様な価値観があって、お互いの違いを相互に尊重すべきだと信じています。今でも、そうだと信じています。
が、さすがに、このときばかりは、久しぶりにカルチャーショックを感じました!!
Aさん「私は彼氏と結婚する気はないの。でも、彼の子供はちゃんと産みたい。彼も奥さんとは離婚する気はないし。毎週火曜日の夜は彼とあって、食事をする権利があるの」
Aさんは、さくさく、サラサラと産前・産後の引継ぎや引き継ぐ同僚を紹介していくれました。
ので、仕事的には、私にとって、全く問題はありません。

この「Aさんの彼氏」も、Aさんから紹介してもらいました。
まったく、サバサバして、オープンで、上司や同僚や周囲の理解とサポートがあり、ジメジメせず、仕事の引継ぎも円滑で、いいことだと思います。
Aさんはとっても優秀な方で、
心からとても、尊敬しています。
無事にお子様がお誕生ということで、
カードやプレゼントも贈りました。

でもな~~~
なんだろう~~~
このモヤモヤ感は~~
心がざわついて、ざわついて~~
私の心の中は、全く穏やかではありませんでした・・・!

Aさんの「彼氏の奥様」って、寛容で、心が広いのでしょうか。
自分の夫だったら・・と思うと・・・
私って、やっぱり、心が狭いんだろうか・・・
自分の夫が、若い女性と子供つくって
(それで、十分ショック!)
その上、私が彼女の子供のために、
「保活」や小学校の登録するのに、奔走する・・・
(オランダでも「保活」はとっても大変です)
なんだか、やっぱり、絶対、私には無理!無理!
私は、やっぱり、心が狭いのかな・・
しばらく、自己嫌悪に陥りました・・・(涙)

この話は、オランダ人の知人・友人にも話したのですが、
「え?日本はもっとすすんでいるってきいたよ」
「日本人男性は、みんなお妾さんや愛人がたくさんいるって、きいたよ」
「日本では、『不倫は文化』なんだよね」
なんだか、オランダと日本は相互理解できているような・・・
やっぱり、できていないような・・・できているような・・やっぱりできていないような・・(無限ループに陥りました!)

なので、オランダ人にとって、日本人男性は、たくさん愛人がいると思われているかもしれません。
きっと、私が知らないだけなんでしょうか??・・・

明日も元気で幸せな一日になりますように。
でも、今回のエッセーは、私がざわついて、落ちついて寝られません~~~!
では、またまた~
おやすみなさい。
あまりこ


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