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2023選抜優勝校:山梨学院野球部の進学先紹介!吉田監督のジンクスについても

今回のnoteでは、2023選抜高校野球で初優勝を果たした山梨学院の「進学先」について紹介!また、吉田監督の「意外なジンクス」についても紹介!

『2023山梨学院(主力選手):進学先』
★投手
林謙吾(明治大学)
宮崎海翔(桐蔭横浜大学)

★捕手
佐仲大輝(明治大学)

★内野手
髙橋海翔(早稲田大学)
大森燦(中央大学)※準硬式
伊藤光輝(松本大学)
進藤天(立教大学)

★外野手
星野泰輝(日本大学)
徳弘太陽(富士大学)
岳原陵河(三菱自動車岡崎)

※本noteでは太字選手について解説

2024年のチームについて紹介させていただいたnoteはこちら。第96回選抜高校野球大会で連覇を狙う選手たちです!


※ヘッダー画像引用(日刊スポーツ

山梨県勢春夏通じて初優勝👑

📝6勝挙げての選抜優勝は史上初の快挙

2023春のセンバツ大会は、95回記念大会であったことから通常よりも4校多い36校が出場した。1回戦から登場する8校は「6勝することが優勝」の条件となる。

山梨学院は開幕ゲームで登場し、東北、氷見、光、作新学院、広陵、報徳学園を破り初優勝を成し遂げた。

トーナメント表 (※NHKより引用)

📝吉田監督の意外なジンクスとは?!

現在山梨学院高校を率いている吉田監督だが、以前は清峰高校の監督としてセンバツ大会優勝を達成したことがある名将だ。そんな吉田監督には「意外なジンクス」が存在する。

それは、WBCで侍ジャパンが優勝した年のセンバツ大会では、必ず決勝戦まで勝ち進んでいるということだ。

2006:第1回WBC 侍ジャパン優勝
吉田監督率いる清峰高校はセンバツ決勝まで勝ち進む。惜しくも決勝戦では敗れるが準優勝を達成。

2009:第2回WBC 侍ジャパン優勝
吉田監督率いる清峰高校はセンバツ決勝まで勝ち進む。菊池雄星投手要する花巻東に勝ち長崎県勢初優勝を達成。

2023:第5回WBC 侍ジャパン優勝
吉田監督率いる山梨高校はセンバツ決勝まで勝ち進む。見事に決勝戦で勝利し、山梨県勢初優勝を達成。

侍ジャパンはこれまでに3回優勝しているが、その3回すべてでセンバツ大会の決勝戦まで勝ち進んでいる監督ということとなる。これはただの偶然だが「とんでもないジンクス」であると言える。

進路紹介

林投手佐仲捕手の優勝バッテリーは「明治大学」へ。下級生から中軸を任された髙橋選手「早稲田大学」へ。主将で遊撃手の進藤選手「立教大学」へ。4名もの選手が東京六大学野球連盟所属校に進学することとなる。

他にも、東都リーグ1部所属校の「日本大学」には星野選手が、2023シーズンで2度全国4強入りを果たした「富士大学」には徳弘選手が、社会人の名門「三菱自動車岡崎」には岳原選手が入社予定だ。

9番サードとして見事な活躍を見せた伊藤選手は関甲新リーグ1部所属の「松本大学」へ。セカンドのポジションについた大森選手「中央大学の準硬式野球」で継続予定。


・林謙吾(明治大学)投手

抜群の制球力を武器に全6試合で先発登板し、696球を投げセンバツ優勝に導いた。1大会での6勝は95回の大会史の中でも林投手のみが成し遂げた快挙だ。

ストレートの最速は130k台中盤~後半ほど。140k超えのストレートを投げ込めるわけではないが、抜群の制球力を武器に凡打の山を築いた。スライダー、スローカーブの制球力も抜群だった。

中学時代は野手として注目され、高校進学後も内野手としてプレーしていた。野手出身の選手が2年秋から本格的に投手をはじめ、センバツ優勝まで導いた。

個人的な意見だが、明治大学では期待度がかなり高い。その理由は、明治大学が林投手のような制球力が抜群で打たせて取るタイプの投手を好む傾向にあるからだ。

過去に明治大学が輩出した投手には、野村投手(広島カープ)柳投手(中日)森下投手(広島カープ)等がいる。制球力を武器に勝負していく傾向の投手が多い。そして、2023世代の2本柱として活躍した、村田蒔田の2枚看板も同様のタイプの投手であると言える。

林投手もここから投手として鍛えていくことにより、制球力を維持しながら出力が上がっていけば明治大学のエースも狙える存在であると言える。個人的には林投手にとって最高の進路が用意されたと感じている。


・佐仲大輝(明治大学)捕手

下級生時からスタメンとして甲子園の舞台を経験。センバツ大会決勝戦ではダメ押しのツーランホームランを放った「強打の捕手」だ。

林投手と同様に明治大学へ進学予定。

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