今回のnoteではセンバツ大会に出場する「2024ドラフト候補」について紹介させていただきます。最終回は「九州編」です！6名の逸材について徹底解説させていただきます！

＊北海道・東北編はこちら＊
＊関東・東京編はこちら＊
＊東海・北陸編はこちら＊
＊近畿編はこちら＊

＊センバツ大会出場32校一挙紹介note＊

＊センバツ大会ベスト８予想note＊

＊1回戦全16試合勝利校予想note＊

＊優勝予想・ベスト４予想＊

「明豊（3年ぶり6回目）」

・野田皇志「D」

秋季大会では「野田・一ノ瀬の2枚看板」で勝ち進み3年ぶりのセンバツ出場を果たした。野田投手はがっちりとした体格から重い球を投げ込んだ。また、安定感のある投球が武器の投手であり低めにボールを集めて打たせて取る投球を見せた。

秋季大会では、30.1イニング投げて奪三振は14個と決して多い数字ではない。しかし、投球フォームは、すごくきれいなのでまだまだ出力面の向上に期待が持てる投手であると見ている。

★2024ドラフト予想

秋季大会でのストレートの常時球速は130キロ台であったことから、出力面からして支配下での指名は厳しいと見ている。しかし、冬季のトレーニングにより出力面の向上が見られ、秋季大会時点の低めに球を集める投球を見せられれば評価は上がってくるのではないかと見ている。センバツ大会では「出力面」に注目して見ていきたい。

・一ノ瀬翔舞「D」

180cm80kgの体つきから力強い球を投げる。「スリークォーター気味のフォームからインステップ」して投げてくるため、右打者にとっては攻略しづらい特徴のある投手であると見ている。秋季大会では30イニングを投げ防御率0.60と安定感があった。

フォームの面でまだまだ改善の余地があるように見えるが、将来大化けの可能性を秘めた素材型投手であると見ている。制球面に関しても秋季大会時点ではアバウトに投げ込む印象だったので、今後どのようにして精度を上げていくか注目したい。

★2024ドラフト予想

高卒でプロ入りというのは現状では厳しかなという印象である。持っているポテンシャルが高いだけに、大学で急成長を遂げる可能性もあると見ている。大学の過程を経てプロ入りを目指せる投手になってもらいたい。

・髙木真心「D」

169cmと小柄ながら巧みなバットコントロールを武器に前チームから試合に出場していた選手である。秋季大会のみならず夏の大会でもハイアベレージを残すなどまさに「安打製造機」といった感じだ。

全方向にライナー性の打球を飛ばすことができ、秋季大会では2番に入り状況に応じた打撃も見せた。また、チームトップの9盗塁を記録するなど俊足も武器にした外野手だ。

★2024ドラフト予想

俊足巧打の外野手であり才能は素晴らしいと見ているが、このようなタイプの選手は基本的に大学進学であると見ている。持ち前の巧みなバットコントロールを武器に大学では早期から活躍し、4年後のドラフト候補となれるか注目したい選手だ。

「神村学園（9年ぶり6回目）」

・正林輝大「B」