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現状を打破する②

🐢艱難汝を玉にす🐢(日本の諺)

「玉」は、人が地中から掘り出した荒い玉石を、丹念に磨きあげて、
初めて「玉」となり、美しい光と色を放つ。
いかに素材がよくても磨き方が悪ければ、よい玉とはならない。
苦労は、人間をたまのように磨きあげる。
なんの苦労もなしに成長したのでは立派な人間にはなれないとのたとえ。

他人に混じって働くのは苦しい経験である。が、そうした苦労によって、
他の人の苦労を知り、自らも困難を克服していく知恵を身につけ、
努力していこうとする意欲が生まれる。
艱難辛苦を重ねていくと、人間がひとまわりも、ふたまわりも大きくなっていく。

が、苦しさに打ちひしがれ、負けてしまうと、玉のように磨かれるどころか、
傷だらけになり、せっかくの資質が駄目になる可能性もある。

➖「座右の銘」研究会➖

では、本日も素敵な一日をお過ごしください。
今日もよろしくお願い申し上げます🙇‍♀️
ありがとうございます😊

➿今日の一言➿
向こうを好めば豊かなり
〈『書経』〉

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