宇宙っ子

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「明るく」「正しく」「真心」をモットーにしています。簡単ですがなかなか実行に苦難を要しています。そして思うことは人生を生きている間は「学びの精神」が必要だと感じています。自分の心なのに自身でコントロールできない。運命が変わる時はこの自分を完全にコントロールできた時だろう。

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渡部昇一流『四書五経』の解釈 244

😈 友達の条件 (『論語』顔淵第十二) 🌏 文を以て友と会す。 友達とは、位とか金とか富ではなくて、 文と言われる教養とか趣味とかなどを介して合うべきである、 という意味である。 友を選ぶ基準として覚えておきたい言葉である。 【2024年4月27日(土曜日)曇り14℃〜22℃】 猫哲学は「気まま」が主体である。 が、人がこれをやってしまうと非難の的になってしまう。 だから、猫嫌いな人は絶対に猫を寄せ付けない。 それを見て猫好きな人は猫を慰める。 すると、猫嫌いな

    • 渡部昇一流『四書五経』の解釈 243

      😈 悠々たる生活もよし (『論語』先進第一) 🌏 沂に浴し、舞雩(ぶう)に風して、詠じて帰らん。 これは孔子が弟子たちに「やりたいことを言え」と行った時に、 曾皙(そうせき)という弟子が答えた言葉である。 他の弟子が「自分は大臣になる」とか「大きな国の政治を司る」と 述べる中、曾皙という弟子は「ちょっと恥ずかしいのですが、春になったら晴れ着をつくって、召使いを連れて沂(き)という温泉に入って、舞雩という景色のいいところに行って、そして歌でも歌って帰りたいものです」と答え

      • 渡部昇一流『四書五経』の解釈 242

        😈 人間に変わりなし (『孟子』離婁下) 🌏 堯、舜も人と同じきのみ 堯舜といった立派な人も我々と同じ人間である。だから、 努力すればあのようになれるのだ、ということである。 『孟子』藤文公上には「舜何人ぞや、予(わ)れ何人ぞや」という似たような言葉がある。 日本の政治家も、「ワシントン、ウェリントンも同じきのみ」というふうに堂々とした態度でやってもらいたいものである。 【2024年4月25日(木曜日)晴れ11℃〜24℃】 今日は新しいことをたくさん知ることが

        • 渡部昇一流『四書五経』の解釈 241

          😈 学問する態度 (『論語』泰伯第八) 🌏 学は及ばざるが如くす。猶お之れを失わんことを恐る 勉強はいくらやっても追いつかないという感じでやらなければならない。 また自分が習得したことも、すぐなくなるように恐れて、 その学問を守らなければいけない。 これは学ぶ態度を教えた言葉である。 絶えず新鮮な知識、新鮮な考えを磨いていかないとどんどん減ってしまう。 それが学問というものである。 【2024年4月24日(水曜日)曇り時々雨15℃〜18℃】 明治維新前の日本は

        渡部昇一流『四書五経』の解釈 244

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          渡部昇一流『四書五経』の解釈 240

          😈 かくあるべき態度 (『論語』述而第七) 🌏 温にして厲(はげ)し。威あって猛からず。恭しくして安し。 温かみがあるけれども、決してそれだけではなくて、きっちりケジメはつける。 威厳はあるけれども、猛々しいわけではない。 非常に恭しい態度だけれども、人を寛がせるものがある。 これは、人間かくありたいという理想を述べたものだろう。 こういう言葉を覚えておくと、目指す方向が明らかになり、 修養の礎になるのではないかと思う。 【2024年4月23日(火曜日)曇り時々晴

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 240

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 239

          😈 退くを許さず (『論語』述而第七) 🌏 その進むに与(くみ)するなり。その退くに与せざるなり。 どんどん進歩するのはいいけれども、退歩するのはだめだ。 善いことを推し進めるのならば支援するけれど、 悪いことをするのは許さない、と言ってもいいだろう。 【2024年4月22日(月曜日)曇り一時雨15℃〜22℃】 人間の最高峰はどこだろうか? 釈迦? イエス・キリスト? 孔子? 老子? ではないかと私は考えています。そして、今なおこの人たちを追い求めています。

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 239

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 238

          😈 道は近きにあり (『孟子』離婁上) 🌏 道は爾(ちか)きに在り、しかるにこれを遠きに求む。事は易きに在り。しかるにこれを難きに求む。 やるべきことは身近にあるのに、それが遠くにあるようなことをやっている。 易しくできることがあるのに、わざわざ難しいことをやっている。 たとえば「万葉集」を読むのに学者が議論している読み方にこだわり、 学者にも解けない歌ばかりにこだわっている初心者もいる。 難解なものは相手にせずに素直に読めばどうか、 と教 えるときなどに使える言

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 238

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 237

          😈 敏速にやる (『論語』尭日第二十) 🌏 敏なれば則ち功あり ちゃんと敏速にやれば成果が上がる、ということである。 敏速ということに心地よさがある。 【2024年4月20日(土曜日)晴れ時々曇り8℃〜24℃】 爽やかな季節を迎えました。 昼間はもう夏を思わせる暑さになりましたが風もあり、また、 湿度も低いので爽やかさが優っています。 花もそれを心地よく思うのか一気に開花します。 色とりどりのチューリップはその凜とした姿で 人々を楽しませてくれます。人が花と一

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 237

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 236

          😈 反復練習 (『中庸』二十章) 🌏 人一たびして之れを能くすれば、己れ之れを百たびす。       人十たびして之れを能くすれば、己れ之れを千たびす。 人が一回でできることを自分は百回する。 人が十回でできることを自分は千回する。 これは、全てのことに熟達する王道である。 学問でも芸術でも、人より数多く行えば秀でることができるということだ。 ただし問題は、それを実行できるかどうかにかかっている、 ということであろう。 【2024年4月19日(金曜日)晴れ12℃〜

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 236

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 235

          😈 「再び」こそ重要 (『論語』公冶長第五) 🌏 再びすれば斯に可なり 一度だけではなくて、もう一度検討すればいい。 たとえば文章も書きっぱなしではなく、読み直して手を入れると よくなるというように、何事もしっぱなしにしないということである。 思いつきで終わらせず、再び考えてみる。 なんでも「再び」というのが上達する重要な要素である。 【2024年4月18日(木曜日)晴れ時々曇り13℃〜23℃】 人間にとって一番辛いことってなんでしょうね。 やっぱり病気かな?

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 235

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 234

          😈 剛毅木訥は君子の道 (『論語』子路第十三) 🌏 剛毅木訥は仁に近し 非常に頑強で素朴な人は、それだけでも仁、君子の道に近いのだ。 これはかつてよく使われた言葉である。 剛毅木訥が非常に好まれて、子どものときから言い聞かされてきたため、 昔はあまり口を聞かない男がたくさんいたものである。 男は剣道とか柔道をやって、しかもなるべく言葉は発しない。 それが剛毅木訥だと思われていた。 よき時代であったと思う。 【2024年4月17日(水曜日)晴れ時々曇り16℃〜25℃

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 234

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 233

          😈 本物になるための心得 (『論語』里仁第四) 🌏 道に志して悪衣悪食を恥じる者は、未だ與に議(はか)るに足らず 何かに志して、いい着物を着たり御馳走が食べられないという状況にいることを恥かしいと思っている者は本物ではない。 私が学校に入った頃の日本には、この言葉が通用するような雰囲気が残っていた。 そのため、大学生の時は極貧であったけれど、恥かしいと感じずに済んだ。 洋服は一着も買わなかったし、靴は爪先の開いたものを紐で結んで履いていた。 ご飯は寮で食べたが、お腹が

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 233

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 232

          😈 師を選ぶときの注意点(『礼記』学記) 🌏 師を択ぶは慎まざるべからず 師を択ぶときは慎重であるべきだ、ということである。 裏返して言えば、変な先生につくと大変な目に遭ってしまう、 という意味である。 マルクス主義隆盛の一時期、マルクス主義の先生について一生を棒に振った人が日本にもどれだけいたことか。 「他山の石」としたい。 【2024年4月15日(月曜日)晴れ時々曇り14℃〜24℃】 4月も半ばになりました。ソメイヨシノはもう時期を過ぎ、 人間で言えば姥桜と

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 232

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 231

          😈善く教える者 (『礼記』学記) 🌏 善く教うる者は、人をして其の志を継がしむ よい先生は弟子に自分の志を継がせる。 つまり、よい先生にはよい弟子ができるという意味である。 これは、よい経営者にはよい後継者ができる、と言い換えることもできるだろう。 逆に言えば、よい弟子、よい後継者を得ようとすれば、自分がよき教師、 よき経営者になるように努力することが大切である、 ということになる。 【2024年4月14日(日曜日)晴れ6.8℃〜25℃】 世界にはさまざまな動

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 231

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 230

          😈 艱難の先に道は開ける (『孟子』告子下) 🌏 天の將に大任を是の人に降さんとするや、必ず先ず其の心志を苦しめ、其の筋骨を労せしめ、其の体膚を餓えしめ、其の身を空乏にし、行うこと其の為さんとする所に払乱せしむ 天がある人に何かをやらせようとするとき、まずその志を苦しめることが起こる。 肉体を消耗させることが起こる。お腹が空くことが起こる。貧乏になることが起こる。そして、一所懸命やろうとすることがうまくいかないことがある。 私はこの言葉にどれだけ慰められたかしれない。

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          渡部昇一流『四書五経』の解釈 229

          😈 志の立て方 (『論語』為政第二) 🌏 十有五にして学に志す 「十有五」というのは現代なら高校生ぐらいの年齢だが、 この時期がとても重要だと私は思う。 高校までは自分の志をいくら変えたとしてもかまわない。 例えば、野球選手になろうかと思ったけれど、 先生が英語を誉めてくれたから英語を勉強してみようというように。 ところが大学に入り、あるいは就職をするようになると、 そう簡単に自分の道を変えられなくなるのである。 十有五にして志を立てるときは、目の前に本当にたくさん

          渡部昇一流『四書五経』の解釈 229