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自殺を考える④

🐢死人に口なし🐢(日本の諺)

死んだ人は、口をきくことができないから、
何かの証人にしようとしても不可能であるという意味。また、
死んだ人に無実の罪をきせることのたとえにも使われる。
確かに死んだ人は、何を言われても反論したり、
自己の正当性を証明したりできない。
無実の罪を着せられても、ただ沈黙しているしかない。

が、死者の沈黙は、どんな言葉よりも雄弁で、
説得力がある場合がないとは言えないのである。もし、
自殺者が遺言に意図的に嘘をかいたらどうだろうか。
死ぬ人がまさかでたらめは言うまいとの考え方から、
誰からも遺言の中の嘘が真実と受け取られる可能性は高い。
その嘘によって傷つけられた人は、永久に死んだ人に反発を加え、
誤りを訂正させることはできない。

➖「座右の銘」研究会➖

では、本日も素敵な一日をお過ごしください。
今日もよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます😊

➿今日の一言➿
自殺のためのもっともらしき理屈を持ち合わせる人は、
つまらぬ人間である。
〈エピクロス〉

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