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自らを鍛える④

🐢生中、ばくち・双六、惣別、賭けの遊び無用に候。
 碁・将棋・兵法・謡・舞の一節至るまで
 四十までは無用に候🐢(戦国時代の豪商・鳥井宗室)

生涯、ばくち、すごろく、特に、賭けの遊びはしてはならない。
また、碁、将棋、兵法、うたい、舞の一節に至るまで、
四十になるまではしてはならないだろうと説いている。
これらのものを強く禁止しているのは、商売の妨げになり、
蓄財ができなくなるからである。が、次に、
「なんたる芸能なりとも、五十に及び候はば、苦しからず候う」
とも述べている。
うたいや舞などは、趣味として五十歳になったら良いとしているのは救いだが、
なんとまあ厳しい教訓なのだろうか。
現代の、老若あげての賭け事の流行を見たら宗室はなんと評するか。
言葉もないのではあるまいか。

➖「座右の銘」研究会➖

では、本日も素敵な一日をお過ごしください。
今日もよろしくお願い申し上げます🙇‍♀️
ありがとうございます😊

➿今日の一言➿
哲学するのは、
いかに死すべきかを学ぶためである
〈モンテーニュ〉

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