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肉親愛

🐢熱火を子に払う🐢(日本の諺)

子どもと二人で並んで、焚き火にあたっている。と、
火の中の枝がパチンと跳ねた弾みに、火の子が飛んできて、
親の身体の胸のあたりにくっつく。慌てた親は前後の見境いもなく、火の子を手で払う。その火の子が隣りにいた子どもにあたり、
子どもが火傷を負ってしまうといった意味。

人が我が身に降りかかってきた災難を、
自分が守ってやらなければならない立場にある者に、
転嫁してしまうあさましさを非難する場合に使われる言葉。

我が身の災いを他人に肩代わりさせるのも卑劣な行為なのに、まして、
一番可愛いはずの子どもに移してしまうというのは、人間としてどう批判され、
蔑まれても反発のしようがあるまい。が、
こんな親は案外少なくないのではあるまいか。

➖「座右の銘」研究会➖

では、本日も素敵な一日をお過ごしください。
今日もよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます😊

➿今日の一言➿
一人の父親は百人の校長に優る
〈ジョージ・ハーバート〉

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