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渡部昇一流『四書五経』の解釈

30、知者と仁者 ①
🐢 知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ 🐢(『論語』雍也第六)

知者と仁者を比べて、その感じの違いを言った言葉である。
知者は頭を敏感に働かすので、川の水の流れを眺めるのが好きである。
一方、仁者は徳の人だから山のように動かないのが好きだ、
というような解釈が可能であろう。

ただ、これは観察の結果としてそういうことなのだ、
とも言えると思う。

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