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相手を惹きつける話し方③

🐢解語の花🐢(中国の諺)

言葉のわかる花、つまり美人のこと。

唐の玄宗皇帝が、楊貴妃と一緒に太液の池に咲く白蓮の花を見ていた。
人びとが、あまりの美しさに感嘆しているのを聞いて、そばにいる楊貴妃を指さして
「いくら蓮の花が美しいといっても、この言葉を解する花には及ぶまいが」
といったと伝えられている。玄宗の貴妃への傾斜ぶりを語るエピソードである。

が、美人というものは、人の話を聞く時、とかく自分の都合のよいように解釈するものらしい。
とんだ誤解をされた経験をした人は多いのではあるまいか。
何気なく、一般的な事柄を口にしたのに、自分への賛辞だと受け取ったりする。
私のことをこの人は好きらしいと勝手に思い込む。
言葉を解する美人は稀といえる。

➖「座右の銘」研究会➖

では、本日も素敵な一日をお過ごしください。
今日もよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます😊

➿今日の一言➿
汝の舌が、
汝の思うことより先走らざる如くせよ。
〈キロン〉

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