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2021.10 WestExpress 銀河 乗車レポ(的なもの)

おそらくこの記事を開いた方の何割かが、「いやお前色んなところ行きすぎやろ!」とツッコんでいるのだろうと推察いたします。

安心してください。気のせいです。
そんなご心配なさる前に、日帰りで旅行できるようなところに行って気分転換でもしてください。

さて今回は掲題の列車に運良く乗車できることとなりました。
倍率何倍かは知りませんが、今年のアンラッキーな部分(1月ラッセルフラれた事件、芋臨撮り行ったら予定より早く終わってフラれた事件、クソ忙しい部署に移動等。。)をリカバリするような出来事で、かなり楽しみにして乗る日を待ちわびました。

新大阪入線
まさか初銀河乗車が紀南コースとは思いもよらず。。

しかも席種はクシェット(ノビノビ座席的なもの)でした。
(※もうちょっとまともな写真撮ってたやろと思ってたけど、乗って30秒で横になって酒開けたのでそんなものは無かった。)

体感としてはノビノビよりもフカフカしていて、おまけに枕カバー的なものと毛布が付いていたので、ノビノビの上位互換と言った感覚でした。

まあノビノビはカーペットで毛布が無いので比較すること自体がナンセンスかもしれないですけどね。

このコースの銀河号の見どころとして、この後出てくる紀南の絶景もさることながら、淀川を渡り梅田信号場周辺のいわゆるキタの夜景、そして内回りの各駅の光景を、寝転がりながらそして酒を飲みながら眺めることができる点も、特筆すべき点だと感じました。

景色見たりラウンジでだべったりしているうちにあっという間に和歌山到着。

例の午前0時過ぎに食べられるラーメン。美味。
この施しは結構凄いと思う。
ツアー系の旅行におそらく初めて参加しましたが、こんな融通効くもんなんですかね?

駅に戻った後は適当にスマホでスナップ撮って、発車する前に寝落ち。翌朝気付くと紀伊有田付近でおはよう放送がかかっていました。

ここまで書いてて、本当に夜行列車満喫してんなとか改めて思った。
そして117系ということで、夜行列車としての車内の静粛性がかなり懸案でしたが、隣のラウンジ含めあまり気になることもなく、減光も相まってぐっすり眠ることができました。

串本には6時過ぎに着。
またまた鉄オタが計画するツアー顔負けの時間にご飯を食べることになります。
これは人によっては結構受け入れがたいところもあるのではないかな。。とは感じました。

裏を返せば時間効率が極めて良く、全体を通して遊びの時間分まで綿密に考えられているなと、個人的には大満足でした。

串本の朝焼け
直近10回紀伊半島行った中で恐らく一番天気がいい日でした。乗り鉄の日に限って。笑

あさごはん。
メインディッシュもさることながら、トコブシも相当美味しい。
食後には出来立ての薄皮饅頭も貰えるという気のききぶり。満足度100億%です。

串本発。
この先は古座川に玉之浦、王子海岸と景勝地が続くためラウンジへ。

自席からも。
この光景が見たかったのでご満悦。

山側は山側で、銀河が地元に定着したこともあってか、一瞥もくれず農作業をされる方を眺めることができ、それはそれで日常と非日常の交錯を感じることができてお勧めです。笑

紀伊勝浦では地元の方のお見送り。
レチさんもお手振りされていて、一体となって列車が走っていることを重ねて認識した次第です。

王子海岸を超低速で通過。

列車は無事新宮に到着しました。

駅の雰囲気によく似合います。

(余談)

新宮到着後に、太地の博物館がかなり安くなるとのことで行ってきましたが、イルカショーと餌やり体験がかなり面白かった。またいつか行きたいです。


観光列車なるものにかなり久々に乗りましたが、非の打ち所がない旅程でした。

銀河は今後、西日本管内はもとより四国にも足を伸ばす旨の報道がありました。
また別の路線でも乗りたいですし、末長く活躍することを祈念したいと思います。

以上

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