電車くん(撮り、乗り、貨物) 二郎 街歩き 純喫茶 定食屋 静岡→広島→神戸→東京

電車くん(撮り、乗り、貨物) 二郎 街歩き 純喫茶 定食屋 静岡→広島→神戸→東京

最近の記事

2024.1 米軍燃料輸送列車「米タン」を撮る

皆様遅くなりましたが本年もよろしくお願いいたします。 今年度は圧倒的暖冬で降雪量が少ないのもさることながら、福井鉄道のデキ君が赤十字前の所定位置にスタンバっていないことも相まって、ラッセルのことを微塵も意識しない日々を過ごしております。 出動してるけど作業なしか、もしかして出動すらない線区もあるのかな? さて今回は、米軍の燃料輸送列車を見に行った時の記録です。 「米タン」と称されるこの列車は用途の特殊性や運転日の少なさによる遭遇難易度の高さも相まって、貨物好きでなくとも存

    • 2023.11 米子扇形庫公開

      こんばんは、大変ご無沙汰しております。 今年は暖冬と囁かれていますが、虎視眈々とラッセルチャレンジの機会を狙っている鍋でございます。 さて今回は掲題のとおり、米子まで扇形庫の見学に行ってまいりました。 電車くんの皆様におかれては言わずもがなかと思いますが、このイベントは山陰観光連盟さまがTwitter上で扇形庫公開の希望者を募るもので、参加するには倍率2倍以上はあるであろう抽選を勝ち抜かなければなりません。 大学生のころから一度足を踏み入れてみたいと思っていた想いがそのま

      • AROUND THE TOKYO BAY

        去る7月中旬、仕事も一段落し、有休を取得した日のこと。 特に何も予定を入れておらず、洗濯物を干して都内をぶらぶらしようかと思っていたところ、ベランダから見える空は一面の青色。 ブラつくだけでは勿体ないと思い直し、綺麗な海が見れそうだという超短絡的な思考で横須賀の方に行ってみることに。 京急で移動しながらプランを練っていると、更に面白そうなことが出来ると発覚したので、横須賀乗換で浦賀に行く計画を急遽京急久里浜まで乗り通しに。そこでカーシェアを借ります。 こっちに来た時から

        • 竜王行き貨物 83-82ㇾを撮る

          今回は趣味成分1億パーセントの記事です、ひかないでください。 掲題の貨物列車は神奈川の根岸と甲府に近接する竜王を結ぶ列車です。 この列車はタンク車とコンテナ車が連結して1列車として仕立てられるという特徴があり、かねてより撮りたかった列車の一つでした。 他方、時刻表上では土日運休で、中々気軽に狙うことが難しい存在であったところ、ようやく重い腰を上げて撮ってきたところです。 (これ撮った週の土曜は普通に動いてましたが…よくわからん。。) 車扱とコンテナ車の併結といえば、私自身

        2024.1 米軍燃料輸送列車「米タン」を撮る

          2023.7 酒田での240分

          さて、前回の記事では18きっぷを使って東日本を雑に、雑把に一周した旨記事にしたところですが、今回はその途中に立ち寄った酒田という町を巡った際の備忘を書いてまいります。 酒田新潟間は東京静岡間と同じくらいの距離がありますが、朝の時間帯については18きっぷでも乗換一回で、比較的楽に移動できるのは前回紹介のとおりです。 酒田駅で下車し、朝食を食べるべく港に併設される食堂まで徒歩で移動。 しかしながら、このあたりの日本縦貫線を訪ねるのは485系が走っていた時以来で、あの頃見た小

          2023.7 酒田での240分

          2023.7 18きっぷ東日本周遊記

          東京に異動になってからやってみたかったことの一つ。 それは18きっぷで東北を探訪すること。 西日本に居たら、東北に行く=ほぼ間違いなく空港to空港になる。 そうなると二次交通は必然的にレンタカー、あるいは無理くり電車にしてもそこそこのタイムロスが出ることに。そうした観点から、本来的な公共交通の選択肢としての鉄道旅をコンセプトに、始発・終電の際を攻めた、予定キチキチな旅程を実行してみました。笑 一人旅のメリットを最大限活用した夜討ち朝駆けの18旅行記を淡々と書き綴ってまいり

          2023.7 18きっぷ東日本周遊記

          一筋なる

          本当に何年ぶりでしょうか? 関西に行ってからは駅で取り卸しの古座工を追っかけたことこそあれど、現場は本当に記憶なく… カープが3連覇を遂げた最強時代だったころ、友人たちとクライマックスシリーズを見に行ってから、家帰ってシャワー浴びて即鉄仲間と山陰の現場に向かったあの頃のようなエネルギーとネットワークはもう無い訳で…。マジで頭おかしいですね。 ちょっとどころかかなり気になっていた停止位置の指示。 これまでおでん型の目標とかカンテラとか色々見てきましたが、今回は見慣れた背景色と

          一筋なる

          ぼたぼた

          2022年度の冬をいまさらながら振り返ると、とにかくペース配分が下手くそな持久走をした時のようなもどかしさを感じた季節でした。 12月の深夜3時に蒜山で大雪を浴びたときは、シーズン通じた降雪量への期待と災害への不安を感じたものでしたが、いざ終わってみると実質的なピークアウトは1月下旬だったかな、と… 残り2か月はあってないようなものでしたね。 そんな年でも撮り鉄@雪国はちびちびしており、その中から北陸に出向いた際の記録を。 そう、福井鉄道のデキ11です。 昨年日中走行を撮

          ぼたぼた

          沿岸バス 豊富幌延線~幌延留萌線に乗った話

          私の中で道央⇔道北の移動手段と言えば、鉄路か航空機、あるいは夜行バスしかしか選択肢がなく、だったらのんびり酒が飲める宗谷本線で…という選択の仕方が常であった。 しかし沿岸バスという会社がオロロンライン沿いに路線バスを走らせており、しかも日中は対宗谷本線比でそこそこ便数があるという事を友人に教えてもらう。 冬の道北を走り、しかも路線バスで数時間の移動という興味深さもあり、せっかくの機会なので勢いで乗りに行ってみることに。ただの便乗です。笑 連休最終日ということもあり、羽幌あ

          沿岸バス 豊富幌延線~幌延留萌線に乗った話

          2/365

          元日とその次の日はやはり特別なのである。 育った広島や祖母の家はいずれも太平洋側にあるため、この時期は必ずといっていいほど晴天に恵まれ、何にも追われずに海岸で数時間寝そべったりとかもよくやっていた。即ち気候での思い出補正も大きく受けているだろうが、それでも特別である。 正月特有のガラガラだがどこか気持ちが引き締まる優等列車に乗る事も特殊な癖として自分の中で定着しつつあり、もはや体内時計の年を改める儀礼的なものになりつつあるのかもしれない。今年も御多分に洩れず、今の本拠地で

          朝活

          何とも銀行の多い通りなのだろうか。 社会人になる前後から、意図せずして富山に足を運ぶ機会は多かったものの、やはり時間帯によって場所の見え方は異なってくる。 この日は旅先ではなかなかお目にかかれないような快晴である。 地鉄ビル前から電車通りを南下し、桜橋を渡って富山第一銀行本店も入るビルが聳え立つ平和通りと直交すると、車窓から新聞に落ちる影が徐々に減ってくる。中心地から遠ざかりつつある証だ。 前日に20数キロ歩くほど夢中になった祭りの記事も丁度読み終えたころ、 かねてより降り

          朝活

          可動橋「生地中橋」

          前夜は1年の中でも指折りのホタルイカ日和だったらしく、(新月・潮位・気温etc条件があるらしい)八重津や岩瀬浜、入善の方では大変な賑わいでした。 写真もちょっと撮れるかな、とか思ったりしましたが、深夜とは思えないくらいの人出で傍観するのがやっとでした。 さてそのままの流れで、このあたりに可動橋あったなと思い出し、帰りがてらちょっと張ってみることに。 ネットで調べると日本には可動橋が約30程度あるようですが、時間が不定期でこれほど高頻度に開閉する所もそうそう無いのではないでし

          可動橋「生地中橋」

          越美北線昼ラッセル!キヤ143初撮影

          2月上旬のこと。 今冬は雪がよく降ったシーズンだったことは記憶に新しいですが、 この日も前々日の昼頃より警報級の大雪となる可能性が高いとのニュース。 峠を幾度か超える際に、日曜の夜は果たしてここを超えて帰ってこれるのか、といった冬の北陸特有の不安を抱きつつ、職場から直行します。 土曜日は期待外れ?の小雪。観光しつつのんびりしていると、翌日の一部列車を運休にして除雪をするとの情報が公式から。   城端や氷見みたく保線用の機械だろうと思って大して興味を持ちませんでしたが、この

          越美北線昼ラッセル!キヤ143初撮影

          ひとまたぎ

          美しいモ162とのファーストコンタクトは参道であった。   久しく見なかった屋台にも人がちらほらと集まり、コロナ禍がまもなく通過点となるような予感めいたものを感じた瞬間だった。   2022.4 住吉大社

          ひとまたぎ

          始発列車

          霧立ちこめる山間を超えて始発列車がやってくる 「浮世に何か 久しかるべき」 もう何年も前に教科書で知った大好きな春の歌です。 公共交通がいつまでもあると思うな、という意思表示が垣間見える昨今の鉄道会社ですが、葉桜に差し掛かっているこの路線を今年はもう少しだけフォーカスしてみようと思います。 2022.3

          始発列車

          早春賦

          よく髪が凍り、お気に入りのコートによくぼた雪が積もった季節でした 名も知らぬ同業者の方たちと、午前3時に撮影地でダベったり、最終北斗を諦め一緒におおぞらを見送ることも二度と無いのでしょう 櫂のしずくも花と散り、のどけからましき桜の季節がいよいよやってきます 雪レフの美しい景色も暫しお別れです 来年もおもっきし積もることを願って。

          早春賦