AROUND THE TOKYO BAY
去る7月中旬、仕事も一段落し、有休を取得した日のこと。
特に何も予定を入れておらず、洗濯物を干して都内をぶらぶらしようかと思っていたところ、ベランダから見える空は一面の青色。
ブラつくだけでは勿体ないと思い直し、綺麗な海が見れそうだという超短絡的な思考で横須賀の方に行ってみることに。
京急で移動しながらプランを練っていると、更に面白そうなことが出来ると発覚したので、横須賀乗換で浦賀に行く計画を急遽京急久里浜まで乗り通しに。そこでカーシェアを借ります。
こっちに来た時からかなり気になっていた横須賀美術館。綺麗な海とはここからの眺めのことで、絶対晴れの日に来たかった願いが叶いました。
イメージ以上に美しい、歩いていて楽しい美術館です。入館料も比較的手ごろでうれしいですね。
常設展の方は私の感性の低さで理解できませんでしたが、その分谷内六郎展を楽しみました、、笑
少しドライブしてから久里浜駅に戻り、徒歩で向かう先は…
久里浜港です。
ここから千葉県は房総半島の金谷港まで向かいます。
一日7往復程度と時間を合わせて乗る格好にはなりますが、片道900円と手ごろな割にしっかりした船に乗れること、それに何より比較的郊外の町同士を結ぶ航路が東京湾をぶった切るという面白さにひかれ、美術館訪問に無理くりくっつけてしまいました!笑
あっという間に千葉県に上陸したわけですが、久里浜港の時点で想像していた以上に、港が渋い!笑 いや、内容は渋いのですが、外見は渋いというよりも…
釣具店ですよねこれもう…
かろうじて切符売り場の看板がそうであることを証明してます。。
船の中で調べていると、どうやらこの地はアジが有名らしいのでそれをいただくことに。昼飯抜いて丁度15時を過ぎたくらいだったので、頭の中はアジフライ一色でした。
…書きながら思いましたが、よくこんな行き当たりばったりで旅程が成立してますよね、、、
...本当に食べ物の写真撮るの下手ですねコイツ...
美味しくいただいた後は、最寄りの浜金谷駅へ。
大して調べずに来ましたが、めちゃくちゃ渋い…
海沿いという事もあり、紀勢西線の駅舎を思い出しました、
人がいたころの紀伊国を生きていたらこんな活気だったのかなあ、と空想しながら写真撮ってました。。。
私鉄とかみたく公式の接続駅という扱いではないと思いますが、至る所にフェリーの状況が確認できる看板があり、アクアライン開通前の最盛期が偲ばれます。
この後は君津、千葉と乗り換えて、結果的に東京湾をぐるっと反時計回りで周遊する形に。
首都圏においても気軽に船旅できるポテンシャルがあると思うので、もっと広まってほしいなと実感しました。
冬は船から富士山が見れる日もあるらしいので、また乗りに行ってみたいと思います。
以上
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?