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言葉にできなかったイライラは、全部ジェーン・スーさんが言語化していた。

おはようございます。
4年前に今の職場に移動してから、体重が5キロ増えたまま戻らないなつです。
運動量が減り、確実に年は重ねているのに、好きなときに好きなものを好きなだけ食べたせいだと、わかっていますが…。
ダブルチーズバーガーセットじゃないと満たせない心の穴もあったりしますよね。

このnoteを始めたきっかけにもなっていたのですが、
イライラして仕方なかったんです。
仕事に行くにもイライラし、帰宅してはイライラし、うちに先に帰ってきていたパートナーが当たり前にソファに鎮座しスマホをいじりながら、あ、なんか飲み物ちょうだい、とわたしが食事中なのに言ってきてはイライラし。

イライラが積もり積もっては、心どころか全身を澱ませていっているような気がして、でも原因は全て小さいことだからこそ、なぜこんなにイライラするのかわからなくて苦しかった。ちょっと早い更年期なのかとさえ悩んだほどです。
さらに原因がわからないからこそ誰かに相談もできなくて、イライラしてて!!とだけ人にいうのも憚られ、とにかく苦しかった。

苦しさの中に抑圧されるような感じだけはあったので、その感じを払拭するために、自分の好きなように生きようと思っていたのですが。

長く習慣になっていた考え方だったり、行動だったりはなかなかすぐには変えられなくて。やりたいことをやろう、と思っても肝心のやりたいことがわからなくなっていたりする。

なので、なんだかしっくりこないな、という時間には本を開くようにしています。
本を読むことは小さい時から好きなことだったから、今までいつか読もうと積読してたものを引っ張ってきて。

今読んでいるのはジェーンスーさんの「きれいになりたい気がしてきた」
モヤモヤしたときに、本屋さんをうろつくという癖が昔からあるのですが、(本って全部解決してくれそうな気がしません?)そのときになぜか光って見えたような気がして。

今になって開いてじっくり読み始めて、最初の「はじめに」を読み始めて、
ああ、イライラの正体ってこれだった。
とストンと納得したんです。

”我慢している時、人は我慢のない人生を送る他者に腹を立て、それを責めたくなります。”

ジェーンスー「きれいになりたい気がしてきた」

わたしも、とにかく我慢していた気がします。
仕事で欠員が出た時、他のスタッフが家庭や遊びの予定をずらせないと融通が効かず、毎回欠員が出るたびにわたしが出勤せざるを得ないこと。
毎回本当に今日休めるんだよね、とそわそわして起きること。
毎回朝ごはんはーと自分が起きる予定の2時間も前に起こされること。
眠くもない時間に寝ろと言われること。
仕事では本部からいろんな注意を受けては責任を問われること。

そして何よりも、とにかく誰も自由にさせてくれない!!と縮こまり、とはいえ自由にしていいよと言われたときには、もう怖くて自由に考えることも、動くこともできない、弱くて強がりでちっぽけな自分に、イラついていました。

縮こまった気持ちも、それに伴ってずっと力を入れることに慣れた肩も、軽やかになることはないけれど、本を通して行動する心強い人生の先輩である年齢の方から学べることがたくさんあって。
自由に生きているっていいな、ってただ憧れていたけれど。
自由に生きるって、自分の選択に責任を持つことだから、自分を信頼してあげられるように、大切に読んでいきたいと思います。

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