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そういう種類の〝可愛い〟

〝可愛い〟という言葉の意訳って、たくさんあると思う。
例えば、愛らしい / 愛しい / 華奢 / 幼い / 小さい / 女性らしい とか、それはもうたくさん。
私はすぐに〝可愛い!〟と言ってしまうところがあって。ふと 私にとっての〝可愛い〟って、どういう意味だろう?と思ったのだ。そういう話です。

さっそく結論だけれど、私にとっての〝可愛い〟は、おそらく 〝ときめいた〟〝心を動かされた〟だと思う。

黒とか メンズライクとか カジュアルな洋服が好き。
ショートヘアも大好き。

そんな私はときどき、「可愛いものが苦手なの?」と聞かれるけれど、そんなことはない。
だって、私はこれらがいちばん〝可愛い〟と思っているから。可愛いもの?もちろん大好き!

黒よりピンクの方が〝可愛い〟とか
重厚なデザインより華奢なデザインの方が〝可愛い〟とか。

本当にそうだろうか?

もちろん「ピンクは可愛くない」なんていうつもりもない。
結局、何を〝可愛い〟とするかなんて、人によるのではないだろうか?〝可愛い〟の定義なんて、あまりにも曖昧だと、そんなふうに思うのだ。

ただ、何年か前に 「可愛いと言われるのが嫌だ」と友人に言われたことがあって。それから、人に向かって言うのは 控えるようになった。
代わりに、〝その髪型似合ってる!可愛い!〟といったように、印象ではなく何かを介して褒めるようにしている。

私にとっての〝可愛い〟は〝幼い〟ではないけれど、そういう意味があることには違いない。言葉の本質はどう伝えるかではなく、どう伝わるかなのだ。

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