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「ぶんしょう舎」ってなに?その質問に、添削チームが答えます。

現在、300人以上の受講生がつどう、粋なコミュニティがある。

その名も、文章寺子屋「ぶんしょう舎」だ。

誰だって文章を上手く書きたい。自分の思いを言葉で表現したい。これは、人間の本能だと思う。

だからかもしれない。こんな言葉を耳にする。

「わたし、書くの下手なの」

「俺、文章のセンスないんだよね」

これは書きたい願望の裏返しだと思う。本当は上手く書きたいけど、書けない。その現実に尻込みする感覚。すごく、わかる。

インタビューライターとしてよちよちと歩き始めたわたしも「なんでこんなに下手くそなんだろう」って半べそかきながら日々書いていた。

そんな自分を変えたくて、ぶんしょう舎の門を叩いたのが2020年11月。

はっきりと言おう。

「あのとき行動した自分、グッジョブ!」

そう言いたくなるくらい、ぶんしょう舎のおかげで成長できたように思う。

そして、2021年1月29日、わたしの誕生日の夜。ぶんしょう舎主催である、有名ライター5歳さんより、ドでかいプレゼントが届いた……。

「2月から受講生の中で特に僕が上手いと感じている人を集めて添削チームを作ろうと思っています。そのメンバーになっていただけませんか?」

う、うれしかった……。

しかも集められたのは、わたしを含めて4名のみ。なんてこったい。

2月初旬、添削チームのミーティングに参加させていただき、ぶんしょう舎の裏側を少しだけのぞき見ることができた。そこで、5歳さんの思いも聞くことができた。

今日は受講生の方にも、「ぶんしょう舎って何?」という方にも、ふむふむ、と思っていただけるよう書いていこうと思う。

月2回以上の「オンライン講義」がアツイ!

ぶんしょう舎のコミュニティの肝は、豪華な講師陣のオンライン講義だ。あの5歳さんの人選だ。講師陣の経歴やお人柄が素晴らしいのもうなづける。

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オンライン講義では、講師陣が「普段どう考えて書いているのか?」というテーマで約一時間半、5歳さんとのトーク形式で進んでいく。

講義のYoutubeリンクは、受講生限定のslackに届く。それをポチッと押して講義開始時刻に視聴するというわけだ。(アーカイブが残るので、リアルタイムで視聴できなくても大丈夫)

講師陣は熱量の高いスライドを準備しており、「受講生に良い学びを得てもらいたい」という気持ちが画面越しからも伝わってくる。

こうやって講師陣の脳内をのぞきながら、「そっか、そういうマインドで取り組めばいいんだな」と気づきをいただいている。

また、イベント中のYoutubeチャット欄では、受講生たちがあれやこれやと書き込むのだが、講義の進行役を務める5歳さんまでチャットに書き込んでいるのだ!(トーク形式なのに、視聴者の声を拾えるってすごい)

5歳さんから反応をもらいたくて、書き込んいる人も多いんじゃないかな。わたしもその一人。この臨場感が楽しいんだよなぁ。

課題の添削がアツイ!

ぶんしょう舎のもうひとつの良さは、「自分の記事を添削してもらえる」ことだ。

まず課題がslack上に発表され、受講生はそのテーマでnoteに記事を書く。

受講生はその課題をnoteに公開。そのリンクをslackの課題フォルダに貼る。そして、5歳さんと添削チームが記事を読み、slack上に添削文を書き込む、というわけだ。

(slackを使ったことがない方へ。わたしも最近まで初心者でした。使っていくと、慣れてくる気がします)

ここで、わたしが添削チームに入る前から行っている勉強法を紹介しょう。

添削文はslackの公開フォルダに書き込まれるので、受講生全員の添削文を見ることができる

わたしは自分の記事の添削だけでなく、他の受講生の添削文もチェックしている。まず、5歳さんとコミュニティマネージャーのかえでさんが添削文を公開したら、すぐに読むようにしている。

そして添削された受講生の記事を読む。これがめちゃめちゃ勉強になるのだ。

「ふむ、たしかにここはツッコミどころだな」

「あぁ、ここは褒められている一文だ。たしかに!」

と、自分の感覚と添削者の考えをすり合わせることができた。

すると、自分も同じ失敗をしそうなところ、もっと磨けそうなところがうっすら見えてくるではないか。

「これは…形にしないと!」と思い、以前からnoteで書き続けていた「1000文字エッセイ」でノウハウを使ってみた。

おかげでわたしのエッセイは「note編集部のおすすめ」に2回選ばれた。ありがたや。(詳しくは「1000文字エッセイマガジン」をご覧ください)

たとえ課題文を提出しなくても、こうやって人の学びを自分のものにできるのが、ある意味ぶんしょう舎の良さだと思う。

添削で感じたこと、相手の書くパワーを消したくない

添削チームのお話をいただいて、「なぜわたしが添削チームに選ばれ、何を求められているのか?」を考えた。

5歳さんのお話を伺うに「ひとつの記事の中で、無駄を削ぎ落とし、言いたいことをしっかり伝えている」というところを評価していただいたようだ。

すでに添削活動は始まっていて、いくつかの記事を添削させていただいたが、たしかに言いたいことからはずれるような…文章の山登りからいきなりロケット発射!みたいな、そんな記事もあるなと。

言いたいことを伝えるために、削ぎ落とさなければならない文章がある。それを添削するために、わたしは選ばれたような気がしている。

ただ、添削してみて感じたことは、無駄を削ぎ落としても、添削相手の書く情熱は奪わないようにしたいってこと。それを今切実に感じていて、添削者として、ひとりの人間として、試されている気持ちだ。

まだまだ添削者としてベイビーステップを踏んだばかりだが、わたしは添削にかなり没頭していることに気がついた。

何者でもないわたしが、誰かの心の中を添削する。

その危うさと、心に触れるよろこび。それに向き合うことが、自分を成長させてくれているように思うのだ。

つまるところ、ぶんしょう舎って?

受講生の中には、「書くことを仕事をしている方」「自分の思いを伝えたい方」「5歳さんのファンの方」がいる。

そんな皆さんの「ひとつの切なる思い」を叶える、ぶんしょう舎。

「文章が上手くなりたい」

そう思っている方々が純粋に学んでいる場所です。

(記:池田アユリ)




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